• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

上野駅に漂う美術の香りを楽しむ!

  • 赤瀬川 原平,山下 裕二

バックナンバー

2009年4月24日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

動画へのリンク
画像をクリックすると動画をご覧いただけます。(WMV形式)

山下 今日は、北への玄関口・上野駅です。昔の人にとっては、井沢八郎の歌った「ああ上野駅」とか、集団就職の印象が強いですよね。

赤瀬川 これは啄木の有名な……。

山下 ふるさとの訛なつかし…という歌ですね。これを見ても北の玄関口だったということがよく分かりますね。

昔は北からの修学旅行っていうと上野駅に着いて、本郷あたりの修学旅行旅館へ泊まるというのがスタンダードでした。

上野駅駅長嵩井雅幸さんと。昔の雰囲気が漂う構内の啄木の歌碑の前で記念撮影。

赤瀬川 僕は、西の方の出身だから、どうしても駅というと東京駅の方が思い出がある。

美術館へ行くほかは意外と上野駅って使っていないんだよね。東北新幹線ができた時には上野駅を使ったけれども、今は東京駅まで延びたからね。

北関東から幼稚園の生徒さんが来るそうですよ

山下 東北新幹線が東京駅まで延びたんで、今では修学旅行生も直接東京駅まで行ってしまうと、駅長の嵩井さんが言っていましたね。最近では、宇都宮や高崎から来る幼稚園の遠足というのが多いんだそうですよ。

パンダ橋のパンダ像はこんなに大きい!
画像をクリックして拡大表示

赤瀬川 あ、上野動物園へ行くんだ。

山下 上野と言えばパンダ。

赤瀬川 でも、今、いますか?

山下 今いないんですよ。改札にはパンダ像がありますけどね。

僕は今まで降りた駅としては、上野が一番多いと思います。東京文化財研究所にいた時はもちろんのこと、現在は、仕事で美術館や博物館に行きますから、今でも週に1回は上野駅で降りています。もっぱら公園口ですけどね。

赤瀬川 僕も降りるのはいつも公園口ですね。

山下 上野には、東京国立博物館(以下東博)、国立西洋美術館、上野の森美術館、国立科学博物館、東京都美術館があり、芸大があり、動物園がある。東京駅とは違う歴史を感じますね。

上野に生まれ育った彫刻家との縁

赤瀬川 そうですね。上野駅の応接室にあったものを見ても……。

山下 あそこで平櫛田中の作品を見られるとは思ってもいませんでした。

平櫛田中の大黒天。

赤瀬川 この大黒天は、どうやってここに来たんでしょう。

山下 箱書きには、「昭和35年10月14日の日本に鉄道が生まれて88年の記念日に、一日駅長を勤めて、孫の弘子さんが助役を勤めた」と書いてありましたね。平櫛田中は、上野に生まれ育った彫刻家で、旧宅は芸大が管理しているんですが、上野に縁が深いというので一日駅長をしたんでしょうね。

しかし、これは、平櫛らしい木彫でなかなかのものです。

赤瀬川 かわいいですよね。

山下 一日駅長、羨ましいですね。

赤瀬川 山下さん、したことあるんですか?

山下 ないですよ(笑)。赤瀬川さんあるんですか?

赤瀬川 いや、ないけど、内田百閒は一日駅長をやってましたねぇ。

山下 駅長って憧れの職業ですよ。どうやって駅長になるのか……。いろんな経験が必要なんでしょうねぇ。

赤瀬川 駅長さんの制服だけダブルで、他の駅員とは違うんだそうですね。さらに、帽子には金の線が2本入ってる。

コメント2

「東京オトナの修学旅行 赤瀬川原平×山下裕二」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

もっと事業を効率化して、料金を下げて、消費者に貢献しないと業界はだめになってしまう。

和田 眞治 日本瓦斯(ニチガス)社長