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王者は重労働――タイガー・ウッズ

Does it feel good? No, it never does. (気分がいいか? いいわけがない!)

  • 舩越 園子

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2009年5月7日(木)

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 「たった一言ストーリー」という名前のコーナーを書かせていただいているのに、こんなことを言うのは妙かもしれないが、スター選手の「たった一言」を取り上げて、とんでもない憶測を働かし、すごいニュースのように報道してしまうという現象は、残念ながら、時々見られる。

 左膝手術から約8か月ぶりに復帰したタイガー・ウッズがマスターズで優勝争いに絡みながらも勝利に手が届かなかった最終日。ラウンドを終えたタイガーは、自らのスイングを「バンドエイド・スイング」と表現した。

 この一言が、ものすごい推論につながってしまった。「バンドエイド=応急処置」。その意味を、一部のメディアが曲解したのだ。「コーチのハンク・ヘイニーの指導下で身に付けてきたスイングがどうしようもなくダメなスイングだから、仕方なくバンドエイドを貼るかのように応急処置を施しながらラウンド中のスイング調整をせざるを得なかった」という意味に捉え、「だから、タイガーがコーチ解任を考えているに違いない」と報じたのである。

 マスターズ後、初めて試合会場に姿を現わしたタイガーは、このコーチ解任説をきっぱり否定。「オーガスタで勝てなかったことはハンクとは無関係。僕のパットが入らなかったからだし、理想通りにショットが打てなかったからだ」。

 しかし、オーガスタを得意としているタイガーが優勝圏内に居ながらも敗北したとなると、それ以外の憶測も後を絶たない。

 4大メジャー優勝に照準を合わせるタイガーが、その出だしとなるマスターズでつまづいたのだから、2009年は暗いシーズンになるのではないか、と。

 これに対してタイガーは、自らの心境をこんな一言に置き換えた。


Does it feel good? No, it never does.
(気分がいいか? いいわけがない!)

 終盤で崩れて勝ちそこなった悔しさから立ち直るために「2~3日かかった」と振り返ったタイガー。しかし、3日後には、すっぱり気持ちを切り替えたと言う。

 「マスターズで勝てなかったからと言って、今年、残りのメジャーでも勝てないってわけじゃない。そりゃあ、気分は悪い。でも、だからって今年がいい年にならないってわけじゃない」

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