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今年こそ、クラレットジャグ――セルジオ・ガルシア

It just makes you stronger.(失恋は人間を強くする)

  • 舩越 園子

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2009年6月4日(木)

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写真:中島 望

 何をもって「世界ナンバー1プレーヤー」と定義するか。近年、その指標とされているのは世界ランキングだ。

 時代が21世紀へ変わろうとしていた頃、「世界ナンバー1」の座をタイガー・ウッズと競い合っていたのはデビッド・デュバルだった。しかし、デュバルは突如、大スランプに陥り、あっという間に頂点から奈落の底へ滑り落ちていった。

 なぜ、デュバルは落ちたのか。そのきっかけは失恋だと言われている。デュバルが当時の彼女と結婚することは、その頃の米ゴルフ界では当然のことと目されており、おそらくデュバル本人もそう信じていたのだろう。しかし、いざプロボーズしたら、「私は転戦生活は嫌。もっと勉強がしたいのよ」と一蹴され、彼女は大学院進学を選択。かくして2人の関係は終焉した。

 その直後に出場したニッサンオープン(現・ノーザントラストオープン)でデュバルは原因不明の激しい下痢に見舞われ、最終日の残りわずか2~3ホールというところでやむなく棄権。「原因不明」と発表された「原因」が失恋のショックであることは明らかだった。

 それからというもの、デュバルはスイングも崩れ、ドライバーでシャンクが出始め、スコアが崩れ・・・見るも無残。あれよあれよという間に落ちていった。

 あれから10年近い歳月が経過した今。デュバルと同じ道を辿ってしまうのではないかと心配されている選手がいる。スペイン出身のセルジオ・ガルシア。19歳でセンセーショナルなプロデビューを果たし、いきなり全米プロでタイガーとの死闘を演じたガルシアは「タイガーのライバル出現」ともてはやされた。

 しかし、その後は、通常の試合では勝利を重ねてもメジャーでは勝てずじまい。だが、昨年末に世界ランク2位へ浮上し、今年こそ本当の意味で「タイガーのライバル」になると期待されていた。

 ところが、今年はどうも成績が振るわず、世界ランクはついに4位へ後退。その原因が、あのグレッグ・ノーマンの娘モーガン・レイとの恋が3月に破局したからだと言われているのだ。

 そんなこんなを明らかにしようということで記者会見に集まった欧州メディアの質問は実にストレートだった。「失恋が成績に悪影響を及ぼしたのか?今もその影響は続いているのか?」。ガルシアの返答は、こんな一言だった。

It just makes you stronger.
(失恋は人間を強くする)

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