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人口ピラミッドの差が北米と日・欧市場を分けていく

2009年8月21日(金)

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 お盆休みが終わりました。

 ゲームビジネスの次の主戦場は、最大のかき入れ時である年末商戦となります。ここでユーザーの関心を引くため、さまざまな新作ソフト、新サービスの発表が、いままさに行われているところです。

 興味のある方は、大手メーカーのwebサイトなどをチェックしてみましょう。人気シリーズの新作が、次々に正式に発表されています。そうやって話題を集めて、9月後半に行われる「東京ゲームショウ2009」で一般ユーザーにお披露目する、というタイムスケジュールが組まれているのですね。

 そんな中で、もっとも大きな話題を集めそうなのは、新型プレイステーションでしょう。8月19日に、ソニー・コンピュータ・エンタテインメントは電撃的に新型PS3を発表。ハード全体をスリム化し、ハードディスク容量を120Gにアップ。そして価格を28980円に抑え、9月3日から販売すると発表しました。

 さて、全世界規模で見たとき、WiiやXbox 360に押され気味だったPS3が、価格を武器に巻き返せるかどうか? なんとも面白そうな年末商戦になってきました。

少子高齢化が据え置きゲーム機を苦しめる

 最大の懸念は、据え置きゲーム機そのものが苦戦しているという現状があることでしょう。

 なぜ、苦戦しているのかというと、それは据え置きゲーム機が、巨大な壁にぶつかっているからです。

 その壁の名は「人口ピラミッド」です。

 ゲーム機というのは高価なものですから、ゲームビジネスというのは、いまなお先進諸国を中心に展開しています。しかし先進諸国は、のきなみ少子高齢化が進んでいる。若い世代ほど、人口が少ないんですね。

 若いころは、時間はたくさんありますが、大人になると、ゲームに費やせる時間は減っていきます。働き始めれば、趣味に費やせる時間は減りますし、結婚して家庭を持てば、さらに1人でゲームに没頭できる時間は削られていくことは、このコラムをお読みの皆さんも、よくご存知でしょう。とりわけ、リビングのテレビを1人で占有することが難しくなりますよね。

 つまり、それまでゲームに没頭するだけの時間を持っていた世代が、大人になることにより、ゲームに没頭することができなくなっていくわけですね。これが、いま据え置きゲーム機を苦しめている最大の要因なんですね。

「時間のある人の数」はどんどん減っていく

 たとえば、いまの日本の平均初婚年齢は、およそ29歳といわれています(男性が30歳前後、女性が28歳前後)。

 こうやってゲームから離れていく(プレイする時間が減っていく)人数と、新たにゲームファンになる人数が同じであれば、なんら問題はありません。

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「人口ピラミッドの差が北米と日・欧市場を分けていく」の著者

野安 ゆきお

野安 ゆきお(のやす・ゆきお)

ゲームジャーナリスト

ファミコン時代からゲーム業界に参加。1000本以上のソフトを体験し、100冊を超えるゲーム攻略本制作に参加している。ゲーム雑誌編集部、編集プロダクションを経て、現在はフリーランスとして活動中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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