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ヨドバシAkiba店前、夜も来客がとぎれぬ「酒場」

「ドラゴンクエストIX」が仕掛ける次なる遊び

2009年9月18日(金)

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 2009年9月11日。「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」を使った、ちょっと面白い試みが告知されました。

 その名も「Wi-Fiクエスト」。「ドラゴンクエストIX」のユーザーたちに参加してもらい、ネットを介したさまざまな遊びをしてみましょう! という試みです。その1回めとして、ユーザーのプレイデータをスクウェア・エニックスのサーバに送ってみましょう! という提案がありました。そうして集まったデータは集計され、どのような職業が人気なのか、どんなモンスターがたくさん倒されているのか、といったデータを発表するという遊びです。いわば国勢調査みたいなものだと考えてください。

 そこで設定された目標参加人数は、なんと50万人!

 これは、とんでもない数字です。いま、名前の知られたビッグタイトルでも、ソフトそのものが50万本売れないものも多い。しかも、いまなおゲームをプレイしていて、オンラインに接続できる環境にあって、「データ送信してみてもいいかな」と考える人が50万人いなければ達成できないのですから、ハードルはとてつもなく高いのです。

 しかし、すべては杞憂でした。告知の4日後には、はやくも参加者が50万人を突破。とてつもなく高いハードルは、いとも簡単にクリアされました。

発売2カ月たっても勢いは止まらない

 これは、従来の常識では、ちょっと考えられない事態です。

 ソフトの発売日は7月11日。発売から2カ月が過ぎているのです。これまでのロールプレイングゲームは、30~50時間くらい遊べば、多くのユーザーがゲームをクリアしました。だから発売してからこれくらいたてば、大半のユーザーは、とっくに次のゲームをプレイしているはずなんですね。

 しかし常識は覆されました。マニア向けのディープなソフト(オンラインゲームなど)や、特定年齢層を刺激するゲーム(「ポケモン」など)ではなく、これほど幅広い年齢層に愛される国民的ソフトが、これほど長い期間にわたってユーザーを夢中にさせるというのは、まちがいなく前代未聞のできごとなんですよ!

 その凄さを、ネットを見なくても簡単に実感できる方法があります。平日の夜、あるいは週末に、秋葉原に行ってみればいい。

 世界に誇る電気街であり、オタク文化の発信地として知られるようになった秋葉原。その駅前にあるヨドバシカメラの前に、数百人ものユーザーによる、不思議な人だかりが作られているのを発見できるでしょう。

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「ヨドバシAkiba店前、夜も来客がとぎれぬ「酒場」」の著者

野安 ゆきお

野安 ゆきお(のやす・ゆきお)

ゲームジャーナリスト

ファミコン時代からゲーム業界に参加。1000本以上のソフトを体験し、100冊を超えるゲーム攻略本制作に参加している。ゲーム雑誌編集部、編集プロダクションを経て、現在はフリーランスとして活動中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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