早いもので「出張スィーツ」も今回が最終回。
ラストにふさわしいモノは何か。ケーキがいいか、和菓子がいいか。どこの地方の銘菓がいいか。いろいろ考えあぐねた末にたどりついたのが、出張スィーツの一大拠点・羽田空港で手に入る東京発の芳しいお茶です。
えっ、スィーツじゃなくお茶、それも空港で? などと言うなかれ。お菓子の魅力を控えめに、でもしっかりと引き立てるお茶が羽田空港で手に入るのです。おやつ時間を充実させるスィーツの相棒・お茶に注目あれ。
羽田空港の第二旅客ターミナル(ANA側です)を利用する際には、ちょっと早めに空港に出かけて、3階のマーケットプレイスにある「TOKYO'S TOKYO」に足を伸ばしてみよう。
ここは、ざっくり言えば東京土産のセレクトショップ。「東京発の旅」をキーワードに、注目のクリエイターがプロデュースした雑貨と本を扱うこの店に、絶品のお茶がある。
天然素材を使った優しい風合いが特徴のアパレルブランド・ヨーガンレールが作った「一茶」(いっちゃ)と「二茶」(にちゃ)だ。
「一茶」はオリジナルブレンドの野草茶で、天日番茶をベースに、はと麦、ハブ、どくだみをブレンドしている。一方、「二茶」ははと麦をベースに、はま茶、玄米、ハブ、大麦、蕎麦、大豆、小豆をブレンドしたお茶で、どちらも温かく飲んでも冷たくして飲んでもいい。
草茶の「一茶」、豆茶の「二茶」。両方とも、近所の公園から拾ってきたかのような枯れ草風の外見なので、実際に飲んでみるまではやや不安だった。
うまいオーガニック
「このワイルドなルックス…。ものすごく美味しいか、ものすごくまずいかのどっちかだろう」
はい、答えは前者でありました。
どくだみの風味が効いた「一茶」、大豆や小豆の滋味を感じる「二茶」。好みが多少別れるかも知れないが、どちらもほっくりというか、ふんわりというか、まろやかな(でもちょっとだけ野性味も感じる)仕上がりだ。強烈ではない品の良い香り、飽きの来ない、でも深みのある味でバランスがよい。
個性的だが、派手な味ではないので、お菓子の味を損なうことなく、うまーく相棒の味を引き立ててくれる。ピンでもいけるが、コンビでも映えるお茶なのだ。
「TOKYO'S TOKYO」でグッズのセレクションを担当したメソッドの山田悠氏は、「一茶」「二茶」のかねてからの愛用者。
「雑貨も含めて、僕はヨーガンレールの商品を高く評価しています。服もアクセサリーもモノとしてしっかりとしていて、ヨーガンレールさんの世界観が貫かれている。『TOKYO'S TOKYO』は基本的に雑貨の店なんですが、一部食品も扱えることがわかったので、『一茶』『二茶』を導入しました。『一茶』『二茶』は、無農薬有機栽培というのもいいし、何より味が良くて、値段が手頃なのがいい。商品としてよく出来ていると思います」
ここから先は「日経ビジネスオンライン」の会員の方(登録は無料)、「日経ビジネス購読者限定サービス」の会員の方のみ、ご利用いただけます。ご登録のうえ、「ログイン」状態にしてご利用ください。登録(無料)やログインの方法は次ページをご覧ください。








からのご案内




