日直のチノボーシカです。
先週はお休みしちゃってごめんなさい。この連載を始めて1年と1か月、初のお休みをいただくことにした。本業がちょっと忙しくて…なんて言い訳するほうがみっともなかったですね。
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私は今年の9月、生まれて初めて馬という生き物に乗った。長野県は飯田にある乗馬クラブでのことだ。
元来私は、なにごとにつけても億劫がりで引っ込み思案である。なにか新しいことを始めるにさいして心理的障壁の高い、頭の硬い人間である。要するに無趣味な人間である。
しかもスポーツ。私は人生でいちばんハマったスポーツが水泳というインドア人だから、ますます気が乗らなかった。
だから、周囲の乗馬経験者から「乗馬って楽しいから、きみもやったらいいのに」と言われても、「いや、めんどくさいし、だいいち奴らは自転車やバイクと違って自分の意志を持ってるから怖いし」などといって、さんざん逃げてきたのである。
それがどういう風の吹き回しで馬に乗ってみる気になったのかは、いまとなってはまったく思い出せないのだが、とにかく乗ってみてよかった、といまは思っている。
去年は、『密やかな教育 〈やおい・ボーイズラブ〉前史
だいたい私は俳句だって、何度も勧められて逃げ回った末にハマったし、あと、私のカラオケ好きを知っている友人はこれを言うと一様に意外な顔をするが、カラオケだって嫌いな時期が長かった。学生時代の趣味だったバンドだって芝居だってきっかけは、手が足りないから手伝えと言われて渋々始めたようなものだ。
フットワークの重さではクルーザー級だ。『読まず嫌い。
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