「台所へ新卒入社のススメ」

「部長ヅラした新入社員」、それじゃあ妻も切れます。

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2009年11月20日(金)

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「無くなったら、補充しておいてよ・・・」

 インスタントラーメンを食べるのに使ったポットの熱湯を、使いっぱなしで継ぎ足さないまま放置して、奥さんに突っ込まれた方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

 自分が必要な時に使うだけ使って、そのままにしてしまう男性がいます。僕もついこの間やって、キビシク突っ込まれたところです。

 「料理をつくりやすい環境」を整えるためには、きめこまかなメンテナンスが必要です。日々使う消耗品は、切れる直前にストックを購入したり、補充したりすることが、毎日の家庭を効率的に回すために求められます。

 しかし、たまにやる、または「いいとこどりな家事」をする男性は、使いっぱなし、やりっぱなしが多いのではないでしょうか。

 妻は、夫のマイナスポイントを大変よく記憶しています。

 日頃こまめに手伝って、点数を稼いでいると思っていても、何か1つ忘れてしまったり、やりっぱなしになると、たちまちプラスからマイナスポイントへ。え、なんでそうなるんだって? 

 それは、妻たちの夫の貢献度の評価方法が、超減点法だからです。

2点3点稼いでも、一発で100点減点される

 夫がコツコツ家事をこなして1ポイントずつためたものが、油まみれになったガスコンロを放置したがために、100ポイント分もマイナスされてしまうのです。加点1点、減点100点。そんなルールがある限り、そもそも「点数を稼ごう」という発想はやめたほうがいいのかもしれません。フィギュアの採点ではありませんが、あなたが意識するべきなのは「減点をくらわない」ということです。

 さて、そこで前回ご紹介したチェックリストです。実際に男性にやってもらうと、いくつかの代表的なパターンがでてきます。

 前回のチェックリストを少し振り返ってみましょう。

チェックリストページへ

新人が経験すべき「妻の仕事」参加度チェック30

【1】料理力
【2】キッチン・掃除力
【3】ストック・収納力
【4】ゴミ処理力
【5】買い物力

 上記の5つですが、継続的に料理をし、台所を管理するためには、以下の順番に並べ替えると流れがわかります。

ストック・収納力 
(現在、何があって、何が足りないか常に把握し・・・)
買い物力
(必要なものを買いそろえ)
料理力
(調理し)
キッチン・掃除力
(後片付けし、メンテナンスし)
ゴミ処理力
(必要ないものはゴミ出しする)

 こうやって改めてみると、すごいタスク量です。
 それを日々こなしてこそ家事は回る。だからこそ、家事の評価は「いかにモレをなくすか」の、減点法でやらざるを得ないのです。創意工夫のプラス点はその上で乗ってくるものなのですね。

 その中で、得意、不得意、実施している、していないをチェックしてもらうことで、皆さんの現在のスキル、減点をくらわないためのポイントがわかってきます。

 では、ここで代表的な3つのパターンをご紹介します。

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著者プロフィール

滝村 雅晴(たきむら・まさはる)

滝村 雅晴パパ料理研究家。ビストロパパ代表取締役。NPO法人ファザーリング・ジャパン社員、NPO法人日本食育協会会員 食育指導士。1970年4月月生まれ 京都府出身 神奈川県在住。95年2月、日本初産学協同の実践的クリエイタースクール、デジタルハリウッドを運営するデジタルハリウッドに第1号社員として入社しスタートアップに関わる。2009年、同社を退職し株式会社ビストロパパを設立。日本で唯一の「パパ料理研究家」として、個人・法人向け料理講座やセミナーの開催、各種メディアでの連載、ラジオ番組出演、本の出版、一澤信三郎帆布とのコラボエプロン販売など、パパ料理の普及・啓蒙活動を行う。



このコラムについて

台所へ新卒入社のススメ

この連載は、日常起こりうる、「家庭内での“食”」に関する危機管理について「まったく自信がありません」と自覚していらっしゃる、働く夫、お父さんに贈るコラムです。心構えとしては「レギュラー選手が故障したとき、いつでも準備ができている、ピンチヒッターになる」こと。ピンチはチャンスでもあります。奥さんとの信頼関係を一気に強めるまたとない機会にするのです。仕事と違って取り組み方が分からない? 大丈夫、考え方は実は毎日の仕事とそんなに変わりません。巻末には、超初心者お役立ちの「レシピ」付きです。お役立て下さい。

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