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「自分棚卸し」と「掛け算」で企画を練る

【第3回】出版する価値のある本を作るには(その1)

2009年12月3日(木)

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 前回はビジネスパーソンが本を書くとどんな変化が起こるか、について書きました。本を書くためにはプライベートの時間が犠牲になりますし、作品を仕上げていくのはそれなりの苦労があります。

 ただ、仕事をしながら本を書くのは、傍目から見るほどは高いハードルではなく、特別な人でなくても実現は可能です。とはいっても、やり方には工夫が必要です。

 では実際に、皆さんが会社で仕事をしながら本を書こうと思い立ったら、どうやって始めるのが最短距離なのでしょうか? 時間の無いビジネスパーソンにとっては、できるだけ負荷を低くして、効率的に本を出したいと思うのは当然です。

 前回、本を書くために必要な3つの要素として、何を書くかという「コンテンツ力」、出版するきっかけを作る「出逢い力」、そしてコンテンツを実際の文字にしていく時間を確保する「時間管理力」が必要だと書きました。このそれぞれの要素を磨いていくことが出版への近道だと思います。

 今回はこの3つの要素のうちの、何を書くのかという「コンテンツ力」と出版のきっかけをつかむための「出逢い力」の2つについて考えてみたいと思います(「時間活用力」については、第4回で取り上げたいと思います)。

読者ニーズに合った書きたいことは何か

 本を書くということは読者とのコミュニケーションです。読者に対して何か語りかけたいことがなければ、本を書くことはできません。その内容がコンテンツです。

 同じコンテンツでも例えばブログに日記を書くのと、本の原稿を書くのは根本的に違います。ブログの場合、読者を意識しないで続けている人は、たくさんいます。しかし本は違います。一定数以上の人にお金を出して買ってもらわなければいけません。

 料理に例えて言えば、ブログは自分で作って食べる自己流の手料理、本はお客さんに合わせてお金を払ってもらえる価値のあるものを提供するお店の料理、なのです。最初は自己流の手料理から始めたとしても、お店の料理が出せるようにならなければ、書店で本として並ぶことは無いのです。

漫然とブログを書いても本にはならない

 ブログを毎日書いていれば、コンテンツの量は増えていきますが、それだけでは出版にはつながりません。自己流の料理をずっと作り続けても限界があり、飲食店との競争には勝てないからです。

 一部の有名人や芸能人と違って、名前も知らないビジネスパーソンの日記を読みたいという人はいません。例えばSMAPの木村拓哉の日記であれば、読みたいと思う人はたくさんいるでしょうが、私のブログをそのまま本にしても誰も買わないと思います。有名人の多くは自分のキャラクターで本を売っている訳で、内容よりもその人自身の人気が決め手なのです。

 我々ビジネスパーソンはコンテンツが命です。

 ブログから本につなげようと思うなら、漫然と日記を書くのではなく、最初から本になることを目的にしたコンテンツを作成する必要があります。つまり日々のブログ更新を出版へのトレーニングと位置づけて意識することです。

コンテンツの価値は希少性

 ビジネスパーソンが本になるような価値あるコンテンツを生み出すためには、自分にしか書けないものは何かを突き詰めて考えてみることです。

 そのためには2つのアプローチがあります。

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「内藤忍の「執筆のすすめ」 読んで学び、書いて磨け」のバックナンバー

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「「自分棚卸し」と「掛け算」で企画を練る」の著者

内藤 忍

内藤 忍(ないとう・しのぶ)

資産デザイン研究所社長

銀行や投資顧問、ネット証券など金融機関で30年近く仕事し、2013年に資産デザイン研究所を設立。 コンサルティングやセミナー、書籍などを通じて、お金の不安を解消する具体的なソリューションを提供する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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