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夢のポルシェを(一度)諦めさせてくれた店

第21回 【番外編】チューニングショップを訪ねる

2009年12月4日(金)

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 みなさんごきげんよう。一週間のご無沙汰でございます。フェルディナント・ヤマグチです。

 先週号まで5週に渡りお送りしたプリウス特集。お楽しみ頂けましたでしょうか? 特に最終回の総集編には会議室、コメント欄ともたくさんのご意見を頂きました。賛否両論喧喧諤諤。好きも嫌いもイイもワルイも含めて、“あのクルマ”に対する並々ならぬ“興味”と“注目”を感じます。興味を覚えられた方、何はともあれ、お店へ行って試乗してみましょう。なんせ乗るだけならタダです。あわよくばティッシュかサランラップくらい貰えるかもしれません。

 クルマはいくら眺め回しても意味がありません。実際に乗って、触って、そして走ってみないと見えてこない部分がたくさんあるのです。フェラーリやロールスを簡単に試乗することはできませんが(実際には申し込めば快く乗せて下さるのでしょうが、フツーは腰が引けますわね)、プリウスなら大丈夫。最終回でお見せしたとおり、ブラっと行くだけですぐに乗せてくれます。開発者の大塚さんも、「ぜひ実際のプリウスを見て、触って、乗って、その魅力にニンマリしていただければ……」とおっしゃっています。

次回のクルマで受けた強烈なショック

 さて、プリウスの次はどうするか。
 人の裏をかくのが大好きな私と、さらに輪を掛けてヘソマガリの担当編集Y氏。

 実は次のクルマは既に決定しておりまして、試乗も済んでいます。完成度の高い、素晴らしいクルマでした。しかし一方で大変なショックも受けたのです。カルチャーショックとでも言いましょうか。うすうす感じてはいたのですが、今回ばかりは我が国が歪な階層社会であることをイヤと言うほど思い知らされました。しかしまだクルマを開発されたエンジニアとのインタビューが済んでいません。こちらのロードインプレッションは来週以降にお届けいたします。

 今回は埼玉県朝霞市にあるGruppeM(グルッペ・エム)に遊びに行ってきました。

 この会社を一言で言い表すのは非常に難しいのですが、元々は走り屋の間でつとに有名なエアフィルターメーカーであるK&N社の輸入代理業務からスタートしたチューニングショップです。“チューニングショップ”と聞くと、シロートの兄ちゃん相手にブンブン喧しいばかりで大して速くもない改造車を作る暴走族OBが経営する店・・・といったイメージもありますが、ここはそうしたショップとは大きく異なります。具体名を挙げられないのが残念ですが、国内外複数のメーカーが、「どうしたらバランス良く速くなりますか?」と開発中の車両を持ち込んで来る、“チューニングの駆け込み寺”のような存在なのです。

駆け込み寺の和尚様

 ファクトリーの中には厳重にカバーされた“そのテのクルマ”が何台も置いてあり、「あ、ヤマグチさん。そのクルマ、写真はNGね」と、窘められるシーンが何度もありました。それではGruppeM代表取締役の生越守氏にお話しを伺いましょう。

フェルディナント(以下、F):「こんにちは~」
生越(以下、生):「やあヤマグチさん、いらっしゃい。随分ご無沙汰ですね」

 生越氏とはたまたま税理士の先生が共通で、そこの事務所が主催する忘年会か何かでご一緒して以来交誼を頂いている。今のポルシェを買うときに見立てていたいだのも生越氏だ。

F:「ご無沙汰しています。私のクルマを買うときには大変お世話になって……」

 実は数年前に知人の紹介で中古のポルシェを買おうとしていたことがある。

コメント4件コメント/レビュー

こういう人が世の中にいるというだけで、なんだか救われる気がしますね。(2009/12/07)

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「夢のポルシェを(一度)諦めさせてくれた店」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

こういう人が世の中にいるというだけで、なんだか救われる気がしますね。(2009/12/07)

プリウスからチューニングショップとは、またずいぶんと極端にふりますね。でもこうした話は日経オンラインの読者向けではないような。サーキットを走る人は、例えばヴィッツに数百万~1000万かける人もいるようなので完全に一般のドライバーとは別世界。売ってるまんまで(一応)サーキットを走ることができる(そしてその後も調子を崩さない)というポルシェの価格と言うのは、そうした価格も含んでいます。ポルシェを購入する人の中には「ポルシェを買うんだ!」という夢のために仕事に励み、自分を成長させてその夢を実現させている人も多くいます。日経オンラインの読者向けには、そうした人を出した理解を得られるのではないでしょうか。そうでないと「お金持ちが道楽で環境破壊しているだけなのね」で終わってしまう人もいるのでは。クルマを通して人を考えるような記事もあっただけに、その点が今回は少し残念に思います。(2009/12/07)

車に興味はありませんが、息子が草レースをやっているので読ませていただきました。好きな気持ちはわかります。そんな方たちの脳の中には、ポルシェの排気ガスを減らす、などの意識はちらとも浮かばないのでしょうね。皆さん、お金持ちのようですから、最高スピードと排気量と走行距離×地球に優しくない率=税金、としてビシバシ徴収してほしいですね。あとは事故らぬよう祈るばかりです。(2009/12/06)

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