さあ年末商戦です。となれば商戦の大本命「New スーパーマリオブラザーズ Wii」に触れないわけにはまいりません。
どんなゲームなの? とたずねられたら、「とにかく、凄いゲームですよ」と答えておきましょう。
「スーパーマリオ」シリーズについては、説明する必要はありませんよね? ゲームの歴史に金字塔を打ち立てたアクションゲームであり、全世界でもっとも売れたシリーズです。今回の「New スーパーマリオブラザーズ Wii」も、全世界で1000万本を超えるヒット作となるのは間違いなく、2000万本まで行っても誰も驚かない、というケタ違いのブランド力を持っています。
しかし、その最新作となる「New スーパーマリオブラザーズ Wii」は、ブランド力に甘えることなく、従来のゲームの常識を根本からひっくり返す、きわめて革命的な挑戦を行ってきました。
くれぐれも、人気シリーズなんだから、売れて当然だよね――などと思わないでください。ゲームビジネスの未来に興味があるのなら、絶対に体験しておいて、そこに込められている挑戦心を知っておくべきタイトルなのです。
「誰とプレイするか」が面白さを変えていく
すごいすごいと言ってるけど、何が凄いのか?
まず、4人で同じステージを一緒に冒険できることが凄いのですね。これまでのように、1人でコツコツとステージをクリアしていくだけのゲームではなく、4人で同時にコントローラーを握り、同じ画面の中でキャラクターを操作して進んでいきます。
おおげさにいうならば、これが「ゲームの常識」をひっくり返します。
いままでは、誰もが、自分にとって面白いゲームを探し、プレイしてきました。当然のことです。それぞれゲームの腕が違うのだから、自分に合ったゲームをプレイするのは当たり前。
しかし「New スーパーマリオブラザーズ Wii」は違う。なぜなら、このゲーム、あなたの実力だけでは面白さが決まらないんです。大切なのは「誰とプレイするか」なんですね。
たとえば、パパと子供が一緒にプレイするのであれば、みんなで和やかに協力し合うゲームになります。互いに助け合うことができ、上手い人が先導し、下手な人を先へと連れていってあげる、といった遊び方ができます。
しかし、ひとたび同じくらいの実力の人たちがコントローラーを握ると、ゲームはまったく違う顔を見せます。互いにちょっかいを出し、妨害しまくり、トップを目指すという、きわめてスリリングな「対戦・競争型ゲーム」に早変わりします。
まったく同じステージを、まったく同じルールでプレイしているにもかかわらず、「誰とプレイするか」によって、ゲームが産み出すエンタテインメント性が、くるくると違う顔を見せてくるんですよ。これが、なんとも凄い。
1人でコツコツと進めていくゲームとしての完成度を、ピカイチのレベルで保った上で、「協力して遊ぶ」ことや「対戦して遊ぶ」ことを、同時に配慮しながらステージを設計しているということです。いやはや、どれだけの労力を注ぎ込めば、こんなゲームが作れるのでしょう。
みんなをクリアに導く「おてほんプレイ」
「New スーパーマリオブラザーズ Wii」は、もう一点、革命的なことにチャレンジしています。
それが「おてほんプレイ」です。
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