「内藤忍の「執筆のすすめ」 読んで学び、書いて磨け」

今すぐ行動するための7つのアクションプラン

【最終回】言い訳する前に今日から行動しよう

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2009年12月24日(木)

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 さて、好評をいただいたこの連載もいよいよ今回が最終回になりました。これまでビジネスパーソンのキャリアアップの1つの方法として「本を書く」ことを提案してきましたが、まとめてみるとこうなります。

ビジネスパーソンにこれから必要なのは、会社に頼らないパーソナルスキル
その1つの方法として自分の本を出版するという戦略がある
本を書くのには3つの力(コンテンツ力、出逢い力、時間活用力)が必要
会社との関係を良好にすることで、本を書くことをサスティナブルな活動にすることができる

自分に言い訳するのは、もうやめよう

 最近、ビジネスパーソンのキャリアに関してセミナーや講演会でお話する機会が増えましたが、そこで私がいつも申し上げることは「言い訳はやめてまずは行動しよう」ということです。

 例えば、以前この連載に対する読者の方からのコメントに、「内藤さんは特別な例外」というのがありました。私には、それが本を書くのは特別な人であって自分には無理、という「言い訳」に聞こえました。

 自分と同じ環境の人など誰もいません。それぞれの立場で最大限の努力をして、結果を出そうとしているのです。最初から自分にやらない理由を作るのはやめるべきです。

 仕事帰りに居酒屋に行くことがありますが、そこではいつも隣のテーブルからビジネスパーソンの言い訳や嫉妬の声が聞こえてきます。

 「あいつはいいよな」

 「オレには無理だね」

 文句を言うだけで行動しない。人と比較してひがむ。そして、自分にいろいろと言い訳をしてやらない理由、できない理由を正当化しているのです。

 この連載を読んで、自分とは違う、私の会社では無理だ、この話は例外だ、私には無理・・・などと考えているなら、それも言い訳です。実際、私以外にも、ビジネスパーソンで同じような活動をしている人は、老若男女問わずたくさんいるからです。20代で本を書き、仕事をしている人もいれば、小さな会社でコツコツ仕事をしながら出版を実現した人もいます。

 他人のせいにする「他責」はもうやめましょう。自分の現在の環境は自分の今までの人生の選択の結果であることを受け止めるのです。そこから自分の力で自分の成長をつかんでいくのです。

 現状を素直に受け入れ、そこから最初の一歩を踏み出すことを今日から始めれば良いのです。

 本を書くことに関しては、転職などと少し違うところがあります。それは年齢と共に本を書ける可能性が高まるということです。転職は30代までに、とよく言われますが、本を書くということに関しては、むしろ年配の方のほうが経験によって、たくさんのコンテンツを蓄積しており、書く引き出しをたくさん持っていると思います。

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著者プロフィール

内藤 忍(ないとう・しのぶ)

内藤 忍マネックス・ユニバーシティ社長。1986年、東京大学経済学部卒業。91年、米MITスローン・スクール・オブ・マネジメント卒業(MBA=経営学修士=)。 住友信託銀行、シュローダー投信投資顧問、マネックス証券などを経て2005年11月より現職。 「日経マネー」などの雑誌での連載コラムやテレビ、ラジオのコメンテーターとしても活躍。 また早稲田大学オープンカレッジ、丸の内朝大学をはじめとするマネーセミナーや講演活動も行う。 主な著書に10万部を超えるベストセラーとなった『内藤忍の資産設計塾』シリーズ(自由国民社) のほか、『初心者は株を買うな!』(日本経済新聞出版社)、『内藤忍の「好き」を極める仕事術』(講談社)など多数。 2009年11月にも『預金じゃイヤだけど投資はコワい ボクの“負けない”人生戦略』(光文社)『60歳で1億円つくる術』(幻冬舎新書)が発売予定。ブログ:「SHINOBY'S WORLD」 ツイッター:http://twitter.com/Shinoby7110



このコラムについて

内藤忍の「執筆のすすめ」 読んで学び、書いて磨け

会社で仕事をしているビジネスパーソンの皆さんに“新しいキャリア戦略”を実践してもらう。それは、執筆活動。会社という閉じた世界で完結するものではなく、社会という開かれた世界で自分の仕事の幅を広げることができる。年に3〜5冊の著書を出すマネックス・ユニバーシティの内藤忍社長が、自分の実践手法を明かす。

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