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「小さくても乳母車なんかラクショーで入るしさ、イイ感じだよ」

第25回:スズキ ワゴンR【総括編】

2010年1月8日(金)

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(前回「『カネがないから仕方ない』なんて泣き言、ハママツでは許されません」から読む)

 明けましておめでとうございます。
 本年も当「走りながら考える」を、ご贔屓下さいますよう伏してお願い申し上げます。

 さて、お屠蘇気分も醒めぬ内からビッグニュースが舞い込んで参りました。何と藤井財務大臣が“健康上の理由”で辞表を提出されたのです。

 まあお年でございますからなぁ……と勝手に得心していましたところ、更なるビッグニュース。後任人事には菅直人副総理が横滑りで決定(1月6日23時現在)したのです。カイワレの菅さん、毒饅頭の菅さん、年金未納三兄弟発言の菅さんであります。

 実は私、菅先生を長らく尊敬しておりまして、何しろ週刊誌にご自身の不倫をすっぱ抜かれた際、「一夜は共にしたが男女関係はない」と言い放ったお方です。いや素晴らしい。とっさの時にこれくらいのことを平気で言えるようでなくては大臣なぞ務まりません。たとえ“真っ最中”の現場に踏み込まれたとしても、最後の最後までシラを切り通すのが浮気男の守るべき最低限のルールです。私も有事の際は菅大臣のセリフを真似て……あれ?何の話でしたっけ。そうそうクルマです。正月を挟んでボーっとしてしまいましたが、今回はワゴンRの総集編をお届けします。

画像のクリックで拡大表示

ちょっと怖い目に遭ってきました

 しかし菅大臣からクルマに話を転換するのは実に難しい……。や、そう言えば大臣のお父上はセントラル硝子の常務にまで上り詰めた偉い方でした。セントラル硝子といえば、旭硝子、日本板硝子と並ぶ有名な自動車ガラスメーカー。無論ワゴンRのフロントガラスにも採用されています。

 メーカーとは銭単位で価格交渉されている自動車のパーツも、ユーザーが買うとどれも非常に高い。飛び石か何かでフロントガラスを交換するとなると、車両価格の安いワゴンRであっても、ディーラーへ行けば10万円近く掛かってしまいます。擦ったりブツけたりした際の板金塗装も、軽自動車だからと言って特に安くなる訳ではありません。税金や保険が安いというメリットは有りますが、こうした“目に見えないコスト”は車両価格の比率から見ると、軽自動車はむしろ高くなってしまうのです。

 せっかく安く買ったのだから、ランニングコストも含めた“クルマに纏わるカネ”は安いに越したことは無いのですが、世の中には様々な価値観が存在します。安く買ったクルマに結構なカネを掛けて“自分仕様”にしていく方々です。今回は少し怖い思いをして伺った、その世界の方のインタビューをお届けします。

¥   ¥   ¥

 クリスマスの準備で忙しい師走の日曜日、スターバックスでフレンチローストの豆を買い求めた私は、自宅に向かってクルマを運転していた。運転しながら、さて、ワゴンRの総集編はどうすべいか、と考えていた。文字通り、「走りながら考える」である。

(写真は本記事中のA氏のものではありません)
画像のクリックで拡大表示

 信号待ちで停車した幹線道路。ふと見ると、ピカピカに磨き込まれたワゴンRがコンビニの駐車場にちょこんと停められている。

 千載一遇のチャンス!私は迷わずハンドルを切り、目指すクルマの隣に自車を寄せた。

 コンビニで長居する人はそう居まい。この場所で待っていれば、間もなくオーナーが現れるはずだ。果たして狙いは的中し、程なくして小さな子供の手を引いた女性が現れた。私はクルマから降りてその女性に声を掛けた。

「あの、スミマセン。このクルマの持ち主の方ですか?」
「はぁ?」
「おクルマに関して、少しお話を伺いたいのですが」
「あんた誰?」

 いかん。明らかに警戒されている。ナンパと勘違いされたのだろうか。コンビニで子連れの女性をナンパする人も居ないと思うのだが、ともかく早急に誤解を解き、取材の意図を正確に伝えなければならない。

いきなり「何だお前?」と睨まれた

「実はクルマに関する記事を書いている者なのですが、ワゴンRの持ち主の方にお話を伺いたいと思っていたのです。ちょうど良くこちらに停まっていらしたものですから、失礼を承知で声を掛けさせて頂きました」

 私がそう話していると、店の中からこの女性のご主人と思わしき男性が現れた。

「何だお前?」

 ヤンキーファッションに身を固めた男性は、剣のある表情で私を睨み付ける。

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「「小さくても乳母車なんかラクショーで入るしさ、イイ感じだよ」」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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