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別れの春、散る桜に思いを込めて「ありがとう」

【最柊回・番外編】マセラティ・グランカブリオ発表イベント潜入

2010年4月1日(木)

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 いやぁ、i-MiEVのお値段が本日、4月1日からざっくり62万円もの値下げですよ奥様。補助金を使うと、実質284万円になりました。

 絶対的にはまだまだ高いけれど、前回ご紹介したとおり、本当に良く出来たクルマでした。モーターの力であれほどスイスイと元気に走ることができるとは……。乗用車の皮を被ってはいるものの、所詮はゴルフ場の電動カートに毛が生えた程度だったりして、と、実は試乗するまでは軽く見ていたのです。三菱自動車が、「ウチは他社に先駆けて電気自動車をやってます。意外とエコな企業なんですよダンナ」と、世間にアピールするための名刺代わりなのではあるまいか。併せてこのように穿った見方もしていました。

未来がすぐそばにやってきた!

 ところがどっこい、乗ってニッコリ走ってビックリ。ガソリン仕様のアイよりも格段に乗り心地が良い上に、運転していてちゃんと楽しい。エンジン音がしなくたって、クルマの“FUN”は十分に演出できることを、小さなボディが全身で表現している。走行距離や充電インフラ(そして最もインパクトの大きい価格)の問題等、これから解決して行かなければならない課題はたくさんありますが、何にしても“未来”を身近に感じることが出来る素晴らしいクルマでした。

 で、試乗の後はおまちかね、開発者インタビュー。そして突撃レポート、と続けていく流れなのですが、ここで残念なお知らせをしなければなりません。

 当「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」は、今回をもって終了いたします。甚だ唐突ではございますが、これが最柊回。中途半端の尻切れトンボで、何とも後味の悪い終わり方ですが、担当編集Y氏の遺志を継ぐ(だから死んでませんって)後任者が見つからないのだから仕方がありません。いや、もちろん原稿をただ受け取っていただき、そのまま画面に載せるだけならなんとでもなるでしょうが、クルマと開発者への熱を込めて、シロウト丸出しでクルマ、メーカー、ユーザーに本音でぶつかっていくこのコラム、たんたんとお仕事をこなすリーマン根性の人とは組みたくない。というか、単純に手がかかりそうな筆者だから、嫌われているのかもしれませんが。

 残念無念閔子騫。そうした背景でございますので、どうかご了承下さい。

 短い期間ではございましたが、私も書いていて本当に楽しかった。毎回コメント欄を盛り上げて下さった親愛なる読者諸兄には感謝感激。

 ありがとうございました。

 さてと。グズグズ泣き言を言っても始まらない。“散る桜 残る桜も散る桜”であります。
 せめて最後は華やかにパッと散りたいと存じます。

 ちょうど上手いタイミングで、コーンズから「マセラティ グランカブリオ」の発表レセプションにお声掛けを頂いています。今回は超高級車がどのようにして売られているか、その一端をチラッと覗いて見ることにしましょう。

*   *   *

 もうすぐ4月だというのに、メチャクチャ寒い3月29日月曜日。お江戸上野は東京国立博物館。閉館後の「法隆寺宝物館」を借り切り、午後7時からレセプションが始まった。

 普段はクルマを乗り入れることができない博物館本館前のスペースには、たくさんのマセラティ(その殆どが4枚ドアの「クアトロポルテ」)が並んでいる。ショーファーが待つクルマも何台か見受けられた。かのマセラティをショファードドリブンカー(運転手付きのクルマ)として利用されている方も居られるのだ。

 招待客は既にマセラティを所有される“既存オーナー”諸公の他に、マセラティの輸入代理店であるコーンズが“潜在顧客”と目している富裕層のみなさまである。

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「別れの春、散る桜に思いを込めて「ありがとう」」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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