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オヤジの運転上達は、度胸よりまず「理屈」から

【番外編】太田哲也さんのドライビングレッスンを受けてみた!

2010年4月9日(金)

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 いやあ先週のエイプリルフールでは大変お騒がせいたしました。
 まさかあんなに反響があるとは夢にも思わず……。

 コメント欄に書き込んで下さった方の他にも、個人的なメールをたくさん頂きました。大抵は「人をダマしやがって。タチ悪いぞコノヤロー!」というお叱りのお便りだったのですが、中には最後までご覧にならず、「終わってしまって本当に残念です。気を落とさずにどうか……」と優しく慰めて下さる某ロードスター関係者の方や、「まったく日経はけしからん。私が喜多クンに言っておいてやろう。彼は慶応の後輩だからな」等と恐ろしいことを静かにおっしゃる某偉い方などもいらっしゃいました(喜多クンとは日本経済新聞社社長の喜多恒雄氏のことだと思います)。ご支援感謝いたします。て言うか、どうか最後まで読んで下さい。

ご迷惑をおかけしました…

 実は当欄の意外な盛り上がりをご覧になり、ブ厚い“支持層”を当て込んだ民主党から、「次回の参院選に是非」と接触がありまして……。あそこも何だか見境が有りませんですなぁ。でもまあ前田さんみたいにハシゴを外されても困るし……って、もうエイプリルフールは終わりですね。失礼しやした。

 さてさて今回も張り切って参りましょう。先週に引き続き「番外編」をお送りいたします。おいi-MiEVはどうしたんだ、とご心配の貴兄。ご安心下さい。こちらの方も鋭意準備中であります。

*   *   *

 今回は少々目先を変えて、クルマそのものではなく“ドライビングスキル”に関してお話したいと思います。

 運転に“上手いヘタ”は明確に存在します。運転の上手な人の隣に乗っていると、たとえゆっくりドライブしていても、「ああ、この人は本当に運転が上手だなぁ」と感心するものです。また反対にやたらと車線変更を繰り返してグリグリ走るのに、どう見てもヘボ、という人も多く見かけます。サーキットでタイムを縮めるのもスキルですし、縦列駐車がスパッと決まるのも一種のスキルでしょう。

 ではそもそも“運転のスキル”とはどういうものなのか?

 考えて見れば、我々は免許を取る際に通った教習所以来、“ドライビング”に関して教わった事が一度もありません。後はもう実戦で馴れていくしかない。クルマは一歩間違えば人の命を奪う“凶器”にもなり得る機械なのですから、その操作方法に関しては常日頃から“おさらい”しておく必要があります。さらにクルマは日々進化して、次々と新しい仕組みや仕掛けが出来ているのに、乗り手である人間はそれに併せた練習が出来ていない……。殆どの人がドライビングを“我流”で済ませているのではありますまいか。思えばこれは随分乱暴な話です。

「もうちょっと運転うまくなったほうがいいんじゃない?」

 ゴルフでもスキーでも、我流で上手くなるのは非常に難しい。例え上手くなったとしても、大変な遠回りだったり、どこかで壁にブチ当たったりするものです。ドライビングをスポーツと捉まえれば、レッスンを受けないで上手くなろうとするのは“非効率”極まりない、という事にはならないでしょうか。

 それではどこでどのようにしてドライビングを教わればいいのか。安全に、速く、快適に運転するにはどうしたらいいのか。教習生激減に喘ぐ昨今の自動車教習所では(何しろ少子化に加えて、最近は“クルマに乗らないから免許なんてイラナイ”と宣う若い衆もたくさんいます)、“ペーパードライバー講習”なるものを開いたりもしていますが、これはちょっとニュアンスが違います。

 そんなことをボヤっと考えていたら、ちょうど良いタイミングでレーシングドライバーの太田哲也氏から電話がありました。四方山話の合間に「そういえばこんどウチでドライビングスクールをやるんですよ」というお話が。

「そりゃ楽しそうですね。是非ボクも参加させてください!」
「そうですね。いいかもしれない。ちょっと勉強した方が良いかもね」

 ふたりとも連載を持っている「マガジンX」(自動車雑誌業界の戦慄のホンネ雑誌)の取材で“輸入車イッキ乗り”なる企画があり、太田さんの隣に乗せていただく機会がありました。何台かは私が太田さんをヨコに乗せて運転したのですが、その際の“為体”を見かねていらっしゃったらしい。

「あの……私の運転はダメだったと言うことですか……?」
「ダメじゃないんだけど……。クルマの原理原則が分かっていないって言うか、運転の基礎が出来ていないって言うか……」
「……それ、ダメって事じゃないスか……」
「まあ、ハッキリ言えばそうなるかな」

 という事で今回の「走りながら考える」は、ドライビングスキルの向上、を題目としてお送りいたします。

(写真:大槻 純一、以下同)
画像のクリックで拡大表示

コメント8件コメント/レビュー

4月9日付けコメントにもありますが、免許取得の際のヌルい状況では荷重の体感どころではなく、2輪というのもいい体験になるかもしれませんね。ただ、前後はともかく左右方向のGと挙動は4輪と別物なので、運転免許取得の際にレンタルレベルで十分なので、カートに乗せるプログラムがあるといいと思います。時速40kmで荷重変化、前後、左右の体にかかるGの変化、スピンなど危険状況が乗用車よりはるかに簡単に強烈に体感できます。(2010/05/21)

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「オヤジの運転上達は、度胸よりまず「理屈」から」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

4月9日付けコメントにもありますが、免許取得の際のヌルい状況では荷重の体感どころではなく、2輪というのもいい体験になるかもしれませんね。ただ、前後はともかく左右方向のGと挙動は4輪と別物なので、運転免許取得の際にレンタルレベルで十分なので、カートに乗せるプログラムがあるといいと思います。時速40kmで荷重変化、前後、左右の体にかかるGの変化、スピンなど危険状況が乗用車よりはるかに簡単に強烈に体感できます。(2010/05/21)

あれ? 今日(4月15日の木曜日)は、お休みですか? フェル氏のいない木曜のNBOなんて……。男として「下手ね」って言われたくない2つのうちの1つが「クルマの運転」でしたよね。あとのもう1つが何だったっけか忘れてしまいましたけれど。(2010/04/15)

意外に、というよりもやっぱり、このコラムのファンは多いという事に納得です。そりゃ、今まで胸に痞えていた鬱憤が晴れるんだから、あたりまえですね。今回も然りで、高速代1000円なんて無茶な事をしてくれたおかげで「上手に運転しよう」なんて考えた事もないような連中が、ドッと高速道路に押し寄せる昨今、ずっと喚き散らしたくて仕方なかった内容だったので、かなり満足でした。これからも、毎週末を楽しみにしております。(2010/04/12)

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