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見た目の印象を大きく変える『色の秘密』
~相手をリラックスさせるには何色がよい?

  • 天羽あかね

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2010年5月19日(水)

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色の秘密 最新色彩学入門』野村順一著、文春文庫PLUS、610円

「あの人、今日何色を着てくるかな」

 私は一般企業に勤務しているのだが、仕事関係者でいつも真っ白なワンピースや、鮮やかな青のスーツなどを着て、その服装の奇抜さが話題になる女性がいる。ある日、彼女が深紅のワンピースを着て会議に現れた。出席者は度肝を抜かれ、会議はすべて彼女のペースで進められてしまった、ということがあった。

 その帰りに、出席者の1人がぽつりと言った。

「赤のパワーに押されちゃったね」

 私たちが毎日当たり前のように身につけ、身の回りに溢れている色に、人に威圧感を与えるような力があるのだろうか。

 そんな疑問を持った時に手を伸ばしたのが、色の持つ、知られざる様々な力について説明した、野村順一『色の秘密』だ。

黒は白より2倍重い

 著者は、建築やインテリア、アパレル、食品などの各業界でカラーコーディネートの指導をした経験を持つ商学博士だ(2004年没)。『カラーマーケティング論』や『誕生色事典―「色の秘密」366日』など、色彩関連の著書も多い。

 色彩学の歴史は案外古く、アイザック・ニュートンが1704年に『光学』を、詩人のゲーテが1810年に『色彩論』を発表、それ以来、光学、文化人類学、心理学、建築学など、さまざまな側面から、研究が続けられている。

 数多く出版されている色彩関係の本の中で、本書は副題どおり入門書として位置づけられる。とはいえ、色の科学的な解説だけでなく、衣食住に色が与える影響から、企業のカラー戦略まで、フォローしている分野は幅広い。

 そもそも、色とはなんなのか? それを説明するためには、アイザック・ニュートンの言葉が最も端的でわかりやすいだろう。

「色彩は光そのものである」

 本書によると、人間が色を認識する方法は少し複雑だが、種々の色光からなる太陽光線が異なる屈折率で分散することで、様々な波長の光が生まれる。その波長の違いによって、人間の目には様々な色に見えているのだ。光は赤から肉眼で見え始め、紫を経て、また目に見えない紫外線になる。

 では、光、色を人間はどこで感じているのか?

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