「辺境でかがやく」
このコラムについて

辺境でかがやく

 国の過疎集落研究会の報告によると、全国には6万2000もの過疎集落が存在している。そのうち、10年以内に2600集落が消滅する可能性があるという。「古老が1人なくなることは図書館が1つ消えること」。アフリカの古い言い伝えにあるように、それぞれの風土に寄り添い、作り上げてきた生活の知恵や文化が消え去ろうとしている。
 この連載では、辺境で力強く輝く人々を福井氏の目線で描く。地域を元気づけるにはどうすればいいか。住民の心に火をつけるにはどうすればいいか。集落に溶け込むにはどうすればいいか――。1つのヒントがわかるのではないだろうか。

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著者プロフィール

福井 隆(ふくい・たかし)

東京農工大学客員教授。日本中のじじばばの声を聞いている地域コーディネーター。
外資系商社を退職後、流通業のコンサルタントに。だが、発展途上国の搾取によって成り立つ流通業の利益体質や数の論理を前面に出した経済活動などに疑問を感じ、「まちづくり」の領域に足を踏み入れた。現在は「地元学」の実践者として、日本中の集落を飛び回っている。

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