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90. スポーツウェアをめぐるまったく重要でない話。

映画化記念・吉田修一『悪人』を出発点に

  • 千野 帽子

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2010年9月15日(水)

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 日直のボウシータです。

 『69 sixty nine』『フラガール』の李相日監督が、吉田修一の小説『悪人』を映画化した。原作者と監督の共同脚本だという。

 この原稿が《日経ビジネスオンライン》で公開されるころには、映画も第1週の半ばだ。もうご覧になった読者も多いことだろう。

 残念なことに、プレス試写の日程と当方のスケジュールが合わず、私はまだ見ていない。まあいい。近所の封切館で観ます。

悪人』上下二冊、吉田修一 著、朝日文庫、567円(税込)
69 sixty nine』村上龍 著、集英社文庫、460円(税込)

 村上龍原作の『69 sixty nine』に続き李監督と組んだ、主演(土木作業員・清水祐一役)の妻夫木聡は、『69 sixty nine』同様に今回も長崎県人を演じる。

 妻夫木聡は福岡県生まれだから(育ちは横浜だが)、長崎弁はそこそこ自然なほうなんじゃないだろうか。福岡市生まれの私から見ると、長崎・佐賀・福岡の言葉は大雑把に言って同じようなグループであり、地域によって違いがあっても、3県以外の人から見ればたいして意味のない、微細な違いに違いない。

 もうひとりの主役である深津絵里は、佐賀の紳士服量販店販売員・馬込光代を演じて、9月6日にモントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞した。

*   *   *

 吉田修一という作家はいま、角田光代・朝倉かすみと並んでディテールのうまい作家だと思う。私がとくに好きなのは『パレード』と『日曜日たち』だ。

 説得力ある細部を積み重ねるいっぽうで、適量のメロドラマ感が筋に盛りこまれていて、吉田修一は現代のモーパッサンなのではないかとすら思える。

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