• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

あの娘はこの子(新型マーチ)に95点!
タイヤの切れ角が分かるところがちょっとカワイイ

第64回:日産 マーチ 【総括編】

2010年10月28日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 みなさまごきげんよう。フェルディナント・ヤマグチでございます。

 いやぁ、お寒うございます。秋を飛び越して、イッキに冬に突入してしまいそうな勢いではございませんか。地球温暖化の影響なのか、昨今は春と秋がうんと短くなってしまったような気がしてなりません。気温に逆行するようでアレなんですが、実はこの度、長年連れ添ってきたポルシェを手放して、この寒空に何とも酔狂なオープンボディのクルマを買うことと相成りました。
 え?次は何にするのかって?それはヒ・ミ・ツ(はーと)。日本に100台しかない限定車なので、結構目立ってしまうかも知れません……。ドライブデートをご希望の女性読者は編集部のI氏までお問い合わせ下さい(尚、誠に勝手ながら今回は“新規の方”のみの募集とさせて頂きます)。デートにはよいのですが、トライアスロンに行くときはどうしたら良いかが大きな問題です。トランクはツアーサイズのキャディバックが入るか入らないかの微妙な大きさだし、助手席にバイクをブチ込むにしても、車内をその都度に養生するのも手間が掛かります。トランスポーターとして中古の軽トラでも買いますか……。

(編集部I:じゃあ、助手席の最初はワタクシでお願いします…。あ、一応新規ですが、女性じゃないか)

 さてさて。前半後半の2週に渡ってお届けした、新型「マーチ」の開発責任者である日産自動車PV第一製品開発本部車両開発主管(Vプラットフォーム)の小林毅氏のロングインタビュー。お楽しみ頂けましたでしょうか?

日産自動車 PV第一製品開発本部 車両開発主管(Vプラットフォーム) 小林 毅氏

 小林さんには大変ご無礼な言い方ですが、今回はインタビューをしていて本当に“面白かった”。何というか、ストンと腑に落ちるお話ばかりで、実に“後味の良い”インタビューだったのです。帰りのクルマの中でも、担当I氏と共にお話の余韻にジンワリ浸ったものでした。

I:「いやあ、実に良いお話でしたねぇ」
F:「ホント。良い話だった。しっかしスゴイねあの方は。持っていらした資料の束を見た?小さな字がみっちり書き込まれたメモが何枚もあった。きっと何を聞かれても答えられるように、想定問答集を作っていたんだよ。今の時期は取材が多くて、それこそウンザリするほど同じことを何度も聞かれているのだろうけどさ。内容に“使い回し感”が全くなかったもんなぁ……」
I:「使い回しなんかじゃないでしょう。普通の新聞や雑誌では、あそこまで突っ込んだ話はなかなかできませんもの。小林さんも事前にヤマグチさんの記事を読んでおられただろうから、用心して十分に準備をされたのだと思いますよ。事前に広報部からも“あの人はちょっとヘンだから……”と情報が行くでしょうしね。そもそもですね、インタビューの相手に“偉くなりますね”なんてことはウチの記者なら絶対に言いませんよ」
F:「へぇ言わないの。不自由だねぇ記者諸公も……。思ったことを言えないなんてさ」
I:「時と場合と立場を考えて下さい。思ったことをそのまま言やあいいってものじゃありません」
F:「でもさ、実際に偉くなると思わない?小林さん」
I:「……思います。あの方は偉くなるでしょう」
F:「ほらね。Iさんだってそう思うでしょ。だから俺は言ったんだ……。小林さんが取締役に就任したらメシをオゴって貰おうよ」
I:「な、な、何で小林さんが奢らなきゃイカンのですか!就任祝いは周りがするのが常識でしょう!」
F:「でもホールインワンは入れた本人が周りをご招待……」
I:「ああもうホントにバカ。いい気分が台なしだ。だからあんたの担当はイヤだと編集長にも言ったんだ……」

 このように書いてみると、とても“余韻に浸る”ような風情ではありませんでしたが、2人してしばらく(少なくとも私が“オゴって貰おう”と言い出すまでは)ウットリ陶酔していたことは事実です。

 作り手がいる。売り手がいる。そしてユーザーがいる。
 クルマはかくも楽しく、奥深く、そして影響力の大きなものなのです。

コメント2

「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」のバックナンバー

一覧

「あの娘はこの子(新型マーチ)に95点!
タイヤの切れ角が分かるところがちょっとカワイイ」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック