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アラサーVSアラフォー座談会「結婚って何だ?」

婚活、ただトモ、週末婚。女たちはなぜ、そこへ向かう?

2010年11月5日(金)

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 前回「サザエさんは、実は“未来”の物語だった!」まで、8回にわたり、20~30代男女の実情とその背景をご紹介してきた。

 彼らの世代は、結婚しても男女平等、「ただの友達」のようにあっさりとした「ただトモ夫婦」になりやすい。一方で、独身の間はなかなか結婚しにくい世代でもある。
 一時は婚活に乗り出したアラサー女性たちも、「いい男が全然いない」と婚活疲れを嘆いたり、「男子抜きで、女子だけで盛り上がるほうが楽しいよね」と「女子会」にハマったり……。
 結局、女たちは男性を求めていないのか。それとも、本当に“いい相手”に出会えないだけなのか。

 そこで今回、20代後半~30代の「アラサー」女性3人と、バブル世代の「アラフォー」(40代)女性3人、計6人によるシングル女性座談会を行なった。この席で、とくにアラサーからはアラフォーを驚かせる衝撃発言が、次々と飛び出したのだ。

結婚にまったく憧れはない

 集まったアラサー3人が、揃ってこの「憧れナシ」を口にした。理由は次のとおり。

 「結婚って、要するにいま(独身)の生活の延長ですよね」
 「周りに離婚カップルも多いし、理想ばっかり追っても仕方がない」
 「私も働き続ける前提だから、(結婚する)相手の年収は500万円もあれば十分」

 若いのに、なんと賢く割り切っていることか!
 アラフォーたちは、口々に「しっかりしてるね」「私たちが20代のころは、そんなこと考えてなかったよね」と言い合った。そのとおりだろう。

 私は2004年、『男が知らない「おひとりさま」マーケット』(日本経済新聞出版社)という本を書いて以来、のべ約400人の20~40代女性に取材してきた。
 一般に、バブル世代のアラフォーは「若いころは、結婚に夢をもっていた」と話す。当時流行った“月9”の大ヒットドラマ(『ロングバケーション』や『101回目のプロポーズ』など)にも、大抵はウエディングドレスがハッピーエンドの象徴として登場する。

 でも、いまの20~30代、「ただトモ世代」の女性は違う。「結婚=めでたしめでたし」とか「一生旦那さまが養ってくれるだろう」とは捉えないのが、彼女たち。「結婚に憧れナシ」も、20歳の時点で8割強にのぼる(10年 オーネット調べ)。
 ただ一方で、同世代の同じく8割強が「いつかは結婚したい」と言い切るのだ。なぜ憧れがないのに、結婚したいのか?

ボーナス半減で「結婚しなきゃ」

 「結婚は、生活防衛のための手段かな」
 アラサーの一人・サヤカがつぶやくと、同世代のサチコも強く頷いた。
 「確かに(夫婦)どちらかの会社が潰れても、二人で働いていれば安心」。婚活中の彼女は、こうも言う。
 「ボーナス、去年の半分に減ったんです。あれがなきゃ、婚活まではしていない」

 同じくアラサーで、一人暮らしをするスズは、年収が2年前の4分の3に。家賃や食費だけでギリギリの生活で、将来を考えると息苦しくなるという。
 「結婚すれば、(生活費の)負担が半分に減る。少しでも生活にゆとりが欲しい」

 バブル世代のアラフォー3人は、思わず下を向いた。

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