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「GT-Rにヤキを入れる!」
水野組若頭2人、かく語りき

第76回:日産自動車 GT-R【工場編】その1

2011年1月27日(木)

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 みなさまごきげんよう。フェルディナント・ヤマグチでございます。
 3週連続でお届けした日産自動車の「GT-R」開発責任者、水野和敏氏のロングインタビュー。クルマの話はほとんどナシで、“仕事とは何か”に特化した、クルマの連載にあるまじき原稿となりましたが、お楽しみいただけましたでしょうか。
 「仕事を楽しむなんてあり得ない!」とハッキリ言い切る水野御大。昨今の風潮とは明らかに逆行しているし、そもそも氏の断定的な物言い(と私のバカな“合いの手”)に拒絶反応を示す方も少なくないでしょう。また、実際「俺は本当に楽しんで仕事をしていますけど何か……」、という方も少なくないと思います。

 それでもやはり水野氏のお話には魂が揺さぶられる。
 “俺はホントにやってるか?”と自分に問うてみたくなる。
 それは何故か。水野氏が“有言実行の人”だからに他なりません。
 自ら手を動かし、自ら悩み苦しみ抜いてこられたから迫力が違う、説得力が違う。
 企業の研修などに訳知り顔でしゃしゃり出てくる、舌先三寸の安物講師が並べるゴタクとはどだいモノが違うのです。

 では水野氏の指示を受けて実際にクルマを作る現場の方々はどうでしょう。
 水野氏の熱い想いを、どのように咀嚼し、またどのように製品に繋げているのでしょうか。
 もしかしたら盛り上がっているのは水野氏だけで、現場はドッチラケでヘロヘロのダラダラかも知れません。失礼ながら社内で“壮大な空回り”が起きているかも知れない。

 本当はどうなっているのか。GT-Rが組み立てられ、試験走行が行われている現場に行って実情を見てみましょう。
 早速日産の主力工場である、栃木工場へ行って参りました。新日鉄に続き、工場見学編の第2弾です。

画像のクリックで拡大表示

 まずはお邪魔したGT-Rを組み立てている工場のプロフィールから。
以下、日産の公式HPからのコピペです(2011年1月24日現在)。

敷地面積 約2,922,000m2
従業員数 約5,500名 (2009年5月末現在)
生産能力 22万台/年
(残業・休日出勤を含めた最大能力は約26万台/年)
生産品目
[国内向け]
プレジデント、シーマ、フーガ、スカイライン、スカイラインクロスオーバー、フェアレディZ、GT-R
[海外向け]
370Z、インフィニティM、G、EX、FX
鋳造部品、アルミ部品、車軸部品

 従業員数のデータが09年の5月末現在って……。
 「プレジデント」も「シーマ」も既に生産中止になったクルマだし……。
 もう少しマメにWebのメンテをしましょうよ、日産のご担当者様。

 とまれ、この工場は生産ラインナップをご覧になればお分かりいただけるでしょうが、“高級車”の組み立てを得意としているのです。

 お話を伺ったのは、車両の組み立てを担当する栃木工場工務部第一技術課の、宮川和明氏。テストドライビングを担当する品質保証部 第一品質保証課の獅子倉和男氏。お2方とも社内では“名人”の呼び声も高い大ベテランで、水野親分から直接指示が下される立場にあります。言わば水野組の“若頭”とも言うべき存在です。

 インタビューは工場の応接室からテストコースを高速走行するGT-Rの車内。そして組み立ての現場、と目まぐるしく変わります。まずは工場の入口右横に建つ瀟洒なゲストセンターの応接室から。

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フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官