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知らないでいる権利は自分で守るしかない

  • 津村 記久子

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2011年2月7日(月)

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 年末年始のあたりの浜崎あゆみさん結婚の報は、一緒に初詣に行った友達によってもたらされたのだった。お寺を二つ訪ねて、予約している映画の開映を待っているコーヒー屋でのことである。

 わたしは、ほお! はあ! 外人なんや! と反応しつつ、単純にニュースに対するものだけじゃない驚きと、ある種の達成感を感じていた。そういった、すぐにネットで文字化されてしまうようなニュースを口頭の伝聞で知った、ということに対する驚きと、自発的に求めて知ったわけではなかった、ということへの達成感である。

 浜崎あゆみさんはとてもがんばっていると思うし、好感も持っている。でも、わたしにとっての彼女の本分は歌なので、結婚したしないということはどうでもいい。だから知らなくてもよかった。友達が口にしたことについては不可抗力とはいえ、自分からは知ろうとしなかった。知らなくていいことを、自分で知ろうとはしなかった。ただそれだけのことなのだが、その程度のことが自分にとっては珍しいことになっている。

* * *

 ちゃんと記録に残していないのであいまいなのだが、yahooとgooのトップページを見なくなって、だいたい5カ月ぐらいが経つ。それまでは、両方とも一日も欠かさず、会社で、家で、仮眠の後にパソコンを立ち上げた後に必ず見ていた。大きな理由は特にないのだけれども、とりあえずその二つのポータルサイトを見ていたら、世間で何が起こっているのかについてはある程度把握できるだろう、と考えていたのだと思う。

 また、口寂しいならぬ目寂しいというか、せっかくネットにつないだのなら、毎回何か目覚しい話題を拾っておきたい、という気持ちもあったのかもしれない。最近は、個人サイトの閲覧はめっきり減ってしまったし、定期的に見ているブログもなく、ツィッターもフェースブックもmixiも縁のないものなので、ただ決まったサイトを開くだけなら、ものの5分ぐらいでインターネットブラウザを見ている時間が終わってしまう。そこに何か寂しいものを感じるらしく、何か心にひっかかってくれるものを探すべく、ネットにつなぐたびに、わりと欠かさずポータルサイトを見ていた。

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