• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

Vol.10 GW直前、もう「サザエさん症候群」になってるワタシ

  • “う”あがりOL

バックナンバー

2011年4月27日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 皆さま、こんにちは。うあがりOLです。

 震災から1か月あまりが経ちました。被害に遭われた方々、そして支援に当たっている皆様のお気持ちはどれほどかと思います。そんな中で、東京の片隅でひっそり生きている自分の「うつ」の話など、何ほどの価値があるのかと思い、なかなか続きが書けずにおりました。

 あの震災で多くの物事が変わってしまったと思います。それでも、日常はやってくるし、私たちがその中で生きていくことに変わりはない。ささやかですが、このコラムもどこかのどなたかに役に立つかもしれない。そう思い直して、連載を再開させていただきます。

 改めまして、犠牲になられた方々、ご遺族の皆様に対し、お悔やみを申し上げます。 また、被災された地域の皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、 一日も早い被災地の復興をお祈りいたします。

 そして前回の記事にたくさんの方々からコメントをいただき、ありがとうございました。毎回、皆さまからの言葉に、とてもとても励まされています。

*    *    *

 さて、ゴールデンウィークがまもなくやってきますね!
 唐突ですがひとつ質問です。

 「いろいろ気がかりはあるけれど、とりあえず会社は休めそう」という前提で、あなたは何を考えますか?

始まる前から終わりを考えてしまうのです

 私の答えですか? これを聞くやいなや編集Yさんが爆笑したので恥ずかしいんですけれど、あえて先に言ってしまうと

「休みが来るのが嬉しい、という気持ちよりも、休みに入る前からすでに休み明け前の日曜日の夜の気分を想像して落ち込むんです。ああ、また明日から会社だー、と。そして憂鬱が始まる」

 でした。金曜日の夜に、日曜の夕方の「サザエさん」を見ている気分を先取りする、みたいな感じ。分かっていただけます?

 思いっきり笑われたから言うわけじゃなくて、こういう気分は意外に皆さん、共感していただけると思います(ね?そういうのありません?)。そして私の場合は、皆さんよりもちょっと、いえ、かなりその度合いがきつい。それは実は復職した今も、続いているのです。

 ここで、「うつにありがちな思考10パターン」をご紹介しましょう(出典:メディカルケア虎ノ門)。

「うつにありがちな思考10パターン」

・「べき思考」
~すべき、と必要以上に自分にプレッシャーをかけてしまう思考法

・「白黒思考」
完全な成功でないと満足せず、少しでもミスがあると白か黒かハッキリさせたがり、「すべて失敗」と考えがちな思考法

・「選択的注目」
良い面は視野に入らず、悪い面だけを見てしまうこと

・「拡大解釈と過小評価」
自分の欠点や失敗を過大にとらえる一方で、自分の長所や成功をいつも「取るに足らないこと」と思ってしまう

・「自分自身への関連付け」
問題が生じたとき、さまざまな理由があるにもかかわらず、「すべて自分のせいでこうなってしまった」と考えてしまう

・「レッテル貼り」
ミスをしたときに冷静に理由を考えず、「私はダメ人間だ」「怠け者だ」など否定的なレッテルを自分に貼ってしまう

・「過度の一般化」
1つの失敗や嫌な出来事だけを根拠に「何をやっても同じだ」と結論付けてしまう

・「感情的な決め付け」
その感情に至るほかの理由があるにもかかわらず、自分の感情だけを根拠にして物事を判断してしまう

・「結論の飛躍」
「きっと~に違いない」と根拠に基づかず悲観的な結論を出す

・「マイナス思考」
なんでもないことや、どちらかといえば良いことなのに、悪くスリ替えて、マイナスに考えてしまう

 以上です。いかがでしょう、思い当たるものがありましたか?

 金曜日の夜の「サザエさん」ならまだしも、「ゴールデンウィーク突入前に、最終日を考える」のは珍しい例かも知れませんが、これは「選択的注目」「感情的な決め付け」「結論の飛躍」「マイナス思考」に関連しているように思えます。

 自分もそうでしたが、震災や原発事故はそれでなくても鬱病を呼び込むストレスを知らない間に心に掛けています。これらの、“う”になりやすいひとの思考パターンやふるまい、さらには「金曜夜のサザエさん気分」は、見えない負荷に心が出してくるシグナル。そんな自分を責めないで、ぜひ労ってください。そして当てはまるものが多ければ、「足首くらいまで“う”の湯に入っていないか?」と、注意してくださいね。

 それに気づけなかったワタシからの、心からのお願いです。

*    *    *

 さて、ここからは前回からの続き。「降格」にまつわるお話です。

「会社での評価が下がって降格になっても、あなた自身は何も変わらない。そうでしょう?」

 と言われて、素直に頷けますか?というテーマです。
 いかがでしょう、あなたは素直に頷けますか?

コメント29

「“う”あがり美人になりたくて」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

「絶対これしかありません」というプランが出てきたら、通しません。

鈴木 純 帝人社長