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あなたの好きな本 記憶に残る名言教えて

  • テリー 植田,大山 くまお

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2011年5月18日(水)

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――この連載のタイトルは「エピタフの扉」。同時に、これはイベント名でもあるのですが、そもそも「エピタフの扉」とはどのような意味なのでしょうか?

テリー植田 「エピタフ」とは“墓碑銘”のことです。墓碑銘には名言が記されることが多いのですが、このイベントが名言の扉を開いていくキッカケになればいい、という思いを込めてつけた名前です。この「エピタフの扉」の元になっているイベントが「ブクブク交換」。今回のイベントは、「ブクブク交換」のルールを用いながら名言を軸に展開してみたいと考えています。ビジネスパーソンを対象に考えていますが、もちろん一般のお客さんも歓迎です。

大好きな本を薦めたい、みんなに読んでもらいたい

――ビジネスパーソン向けの名言といいますと、どのようなものがあるでしょうか?

大山 たとえば、松下幸之助や本田宗一郎、スティーブ・ジョブズなどの経営者の名言は人気があって、たくさん本が出版されています。松下の「なすべきことをなす勇気と、人の声に私心なく耳を傾ける謙虚さがあれば、知恵はこんこんと湧き出てくるものです」は有名なものですね。

――なるほど。その「ブクブク交換」とはどのようなイベントなのか教えてください。

植田 BOOKとBOOKを交換するので「ブクブク交換」。物々交換のもじりですね(笑)。ヨーロッパには「サンジョルディの日」という本とバラをプレゼントし合う日があるのですが、日本ではぜんぜん定着しませんでしたよね。バラは日本人には洒落すぎているんですよ。ならば、本と本を交換すればいいんじゃないか、さらに本を交換しながらお話をすれば交流になるんじゃないかと思ったわけです。

 その頃はちょうどツイッターが爆発的に広がっていた頃で、最初はツイッターユーザーで読書会をやろうと思っていたんですよ。たとえば、夜10時から太宰治の『走れメロス』をみんなで一斉に読みながらツイートしましょう、と。でも、みんな読むスピードが違うから難しいことに気付きました(笑)。それなら、ツイッターで人を募集して本について語り合う場を作ったほうが早いし、面白いだろうと思いまして。

――それはいつ頃のことだったんですか?

植田 思いついたのが去年の2月3日で、2日後には知り合いのカフェを予約して実行しました。こういうことをやろうと思っているんだけど、というツイートを一度しただけなのに、あっという間に「面白そう!」という反響ツイートが次々と来て、最終的にはなんと23人も集まったんです。本と一緒に名刺も交換するのですが、参加者のほとんどが大手出版社の編集者だったので驚きましたね。

 各々好きな本を持ち寄ってもらって、その本のことを参加者に語ってもらうのですが、それがいちいち面白いんです。ただ、本を紹介するだけではなく、ほとんどの場合は自分のエピソードが混ざってくるんですよ。「この本を読んだとき、友達が亡くなって……」とか「別れたカミさんにもらった本なのですが……」など、自分の記憶や実体験を重ねながら語っているんです。本の背後にその人のストーリーがちゃんとあって、なぜその本が好きなのかというエピソードをみんな持っている。聞いていて、単純に面白いんですね。

 実は、自分の好きな本について誰かに語る機会は実生活においてあまりないんですよ。読書した後、その本について語る場所を誰も作ってこなかった。書店にも、図書館にも、学校にも、そういう場所はないんです。「ブクブク交換」を一度やってみて、みんな語りたかったということと、語る場所を作ったほうがいいということに気付いたわけです。

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