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外はガラガラ、中は静寂 ディーゼル系ベンツの実力は?

第97回:メルセデス・ベンツ E350ブルーテック【試乗編】

2011年6月30日(木)

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 みなさまごきげんよう。フェルディナント・ヤマグチでございます。

 先日の朝日新聞にちょっと気になるニュースが載っていたのでご紹介しましょう。

 「駐車違反 車所有者への放置違反金、滞納100億円」

 なる見出しで始まる記事で、駐車違反をしたクルマの所有者に科す「放置違反金」の滞納額が、昨年の3月末時点で100億円を超えているというものです。“放置違反金制度”は、駐車違反の反則金をバックレようとする不届き者が後を絶たないため、「お前のクルマが駐車違反をしたのだからお前が払え!」と、出頭しないドライバーに代わってクルマの所有者に責任を問うものです。今まで“逃げ得”が横行していたために、2006年6月から制度導入されたのですが、何かと不備も多い。

 違反駐車をして放置駐車確認標章シールを貼られ、正直に警察に出頭すると、運転者は駐車違反の切符を切られた上に反則金を払うことになる。しかし出頭せずそのまま放置していれば、一定の期間をおいてクルマの所有者のところに放置違反金を支払うよう知らせが届く。ここで所有者が素直に支払えばそれでチャラ。運転者の免許には傷が付かない。つまり“カネでカタ”がついてしまうのです。

 「正直者がバカを見る」、典型的な例ですが、それでもこの段階で払うのであればまだマシです。問題は、所有者に督促が来ても、なおバックレようとする連中が存在することです。現状では全体の1割程度が未納になっているそうで、どうも「逃げ得」は制度改正後にも横行しているようです。

 制度が始まったのが5年前の6月から。滞納分の督促開始が同8月ですから、制度開始直後に違反した連中は、5年後である今年の8月をもってめでたく“時効成立”と相成ります。3億円事件ではありませんが、逃げ切りの成功です。新聞記事を読んで、「やった!」と小躍りしているのか、もしかしたら自分が違反をしたことすら忘れ去っているのかも知れません。
 約104億円の滞納額のうち、初年度(2006年度)分は約18億円と言いますから、これは大きい。放置違反金は、本来都道府県の一般財源に組み込まれるべきおカネです。速やかに払わないと、当該車両の車検が受けられなかったり、使用制限を受けたりすると聞いていたのですが、実際のところはどうなのでしょう。これだけ逃げ切り逃げ得が多いとなると、あまり効果的に運用されていなかったのかも知れません。

 迷惑駐車をした上に違反金も払わないとは言語道断。そんな不逞者のクルマはすぐにでも差し押さえるべき、とも思いますが、取締方法にも問題がある。「おいおいそりゃないだろう」という取り締りが多いのも事実です。
 宅配便の配達や訪問介護のクルマを大目に見ろとは言いせんが、道幅に余裕があり、どう見ても邪魔にならないクルマをごく短時間で取り締まるのはどうなのか。物陰に潜んでいて、運転手がクルマから離れるのを見計らい、ササッと“処理”してしまう“忍者部隊”のような監視員も見かけました。大汗かいて駆け足で配達している兄ちゃんがこれをやられたりしたら目も当てられない。

 一方で、混雑している時間帯に幹線道路のコンビニ前にガン停めするバカ運転手を取り締まっていない。あるいはコインパーキングの目の前であるのに小銭をケチって路上駐車するタコを放置しているケースもある。まさか見て見ぬフリではないのでしょうが、自分達が“やりやすい場所でしかやらない”“やりやすい相手しか狙わない”としか思えない場面を目にします。

 無論、「だから俺は払わないんだ」というロジックは通用しませんが、もう少しフェアに、本当に渋滞の解消に役立つような仕組みにはできないものなのでしょうか。一度監視員諸氏の“言い分”も聞いてみたいものです。結構危険な目にも遭うのでしょうし。
 「走りながら考える」の社会派編として、あえて駐車違反して捕まってみるのも面白いかも知れません。どうでしょう編集Iさん。え、そんな違法行為は掲載できない?サッサと本題に入れって……。

 それでは本題に参りましょう。
 今回も先週までの電気自動車(EV)の流れを引き継いで、エコ関連銘柄が続きます。
 “ベンツのディーゼル”。「E350ブルーテック アバンギャルド」の試乗記です。

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「外はガラガラ、中は静寂 ディーゼル系ベンツの実力は?」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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澤田 秀雄 エイチ・アイ・エス会長兼社長、ハウステンボス社長