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ベンツのディーゼルを買ったのは、意外とこんな理由からです

第99回:メルセデス・ベンツ E350ブルーテック【総括編】

2011年7月14日(木)

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 みなさまごきげんよう。フェルディナント・ヤマグチでございます。

 大変恐縮ではございますが、今回も言い訳から始まります。

 いやもうヘロヘロです。今日ばかりは心身共に疲れ果てました。
 実はつい先ほど小田急線に乗って帰宅したのです。

 いえ、もちろん小田急線の車内が暑いからヘロヘロになった訳ではありません。
 例の暑さが疲労に追い打ちをかけたことは間違いありませんが、主たる原因は他にあります。品川から鎌倉は七里ガ浜まで夜通し走ってきたのです。

 いえクルマでもバイクでもなく、自らの足で。

 トライアスロン仲間の2人とJR品川駅高輪口に日曜の深夜0時30分に集合し、軽く準備運動をしてから、午前1時に品川をスタート。第一京浜を延々と南下して七里ガ浜までの50キロメートル。バカみたいに徹夜でスタスタと走ってきたのです。私は右膝に抱える爆弾が炸裂してしまったので、正確にはフルマラソン相当の42.195キロ(GPS機能の着いたGARMINで計測しながら走ったので、ほぼ間違いのない距離だと思います)地点で途中棄権したのですが、仲間2人は私の亡骸を踏み越えて走り続け、見事に50キロを完走したのであります。素晴らしい!

後にこの世の地獄が待ち構えているとも知らず、余裕の笑みを見せる3人。左からハワイで歯科技工所D-Net Dental Hawaii,Inc.を経営し、さらに現在日本で歯科大に通う勉強熱心な福澤将豪氏、リタイアした根性なしの私、BUYMAでお馴染み、エニグモ社長の須田将啓氏。スタート前に駅前交番のおまわりさんに撮って頂きました。ありがとうございます。

 関東地方で梅雨が開けた直後の7月10日。深夜に走るのは、無論気温と交通量を勘案してのことですが、この日は夜中まで湿度も気温も異様に高く、ともかく非常に暑かった。走っていると文字通り“滝のように”汗が流れてきます。節電モードで街頭が消された街中を走っていると、蜃気楼のように浮かび上がるコンビニの電飾看板がまるでオアシスのようにありがたく思えます。

スタートから12.5km地点。八丁畷(川崎市)近辺のコンビニエンスストア。「もう4分の1か。こりゃラクショーだな」と軽口を叩いております。知らないって恐ろしい

 それにしても日本は安全な国です。夜の夜中に真っ暗な中を走っていても怖い思いをすることがない。たまに千鳥足で歩く酔っぱらいに、「よっ、暑いのにゴクローさん!」なんて言われたりしますが、これもまあお囃子と思えば良い。
 それにしても暴走族をはじめとする“無軌道な若者たち”は一体どこに行ったのでしょうか。VIPカー系の改造車を何台か見かけましたが、それだって単独行動でゆっくり流しているだけ。おとなしいものです。徒党を組んで大騒ぎするようなことは、今の若い人達にはウケないのかも知れません。まあ静かな方がよいのですが。

 何回か水分補給のための休憩を挟み順調に走り続けます。鶴見を抜け、“生麦事件”で有名な生麦を過ぎる。横浜駅を越えたあたりで国道1号線と合流します。するとどうしたことか、保土ヶ谷を過ぎたあたりから膝にイヤーな痛みが走り出しました。しかし、まだ電車やバスの通る時間ではないし、そもそも途中棄権だけはどうしても避けたい。須田氏が持っていた膝サポーターを片方拝借し、痛む足を引き摺りながら騙し騙し走り続けます。ブリヂストンの横浜工場を超え、渋滞の名所、戸塚の踏切を超える。
 痛みはピークに達しています。かなりヤバい。だがここで逃げ出したのでは男が廃る。速歩程度のスピードで前へ進みます。長い下り坂を降りて原宿の交差点。このあたりで、今までとは種類の違う、妙に冷たい汗が流れ始めました。これ以上走ったら完全に潰れてしまいます。

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「ベンツのディーゼルを買ったのは、意外とこんな理由からです」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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