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Vol.27 もっとも飛距離のある意味をその句から作り出せる者が、その句の意味を決定する

ぎりぎりに切りつめられた表現が生むジャンプ力

  • 千野 帽子,堀本 裕樹

バックナンバー

2011年8月5日(金)

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 連載管理人Aです。暦の上の夏は明後日まで、立秋を過ぎれば秋です、と言われてもすぐに涼しくならないのがお約束。しかも西瓜、相撲は秋の季語だそうです。恐るべし俳句。

 でも、がんばって飛び込め! かわずくん。今週は千野帽子の「マッハ575」からスタートします。

マッハ11.句会では句のよさではなく、読みのよさを競い合う。「書かれていない部分」の解釈可能性。

 日直のボウシータです。  前回の「飛び込め! かわずくん」のタイトルが「「想像の余地を残す」には、手がかりも必要です」だった。堀本さんの連載「堀やんの選句物語」で、句のなかに明記される部分と読者の想像・解釈に委ねられる部分との関係が述べられていたのは、読者のみなさんも覚えていらっしゃるだろう。

 俳句の表現は切り詰められている。読者は、そしてときには作者本人さえも、その句に「書かれていない部分」を発見して驚く。

 前回の「選句物語」は作句の面から、「なにを言わないか、なにを読者に委ねるか」という問題にアプローチしていた。今回「マッハ575」ではそれを受けて、逆から、つまり読者がどう解釈するかという問題として、同じテーマを考えてみたい。

 「飛び込め! かわずくん」第25回の千野帽子選佳作

寺町の靴とりどりに金魚かな

よもぎ

について、私はこうコメントした。

 解釈が割れるところですが、靴は人が履いて歩いているものと取りました。〈とりどりに〉ですから、老若男女さまざま、でも一様に洋装ではあるのでしょう。

 金魚をどう配したものと解釈するかも難しいのですが、その場所もしくは近所で縁日でもあったんでしょうか。

 高度な技で読者に解釈を委ねるセンスに、モンタージュ的なモダンを感じる一句です。

コメント2

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大量陳列、大量販売というのがある程度限界にきているのかなと思います。

松﨑 曉 良品計画社長