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5万円なら、私の「はーと」まで面倒みることも

肉体派ビジネスエリート編 season3【最終回】

2011年9月15日(木)

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 みなさまごきげんよう。フェルディナント・ヤマグチでございます。

 実は先日、レクサス版「羊の皮を被った狼」とも呼べる「IS F」の開発責任者である矢口幸彦氏とプライベートで一杯やらせて頂くという光栄に浴して参りました。

 矢口さんには当欄の取材を通して一度だけお目にかかったことがあるのですが、トヨタマンらしからぬ自由奔放な発想と、「やったもん勝ち」の破天荒な行動力には、お話を伺いながらただただ感嘆したものでありました。

 数カ月前に矢口さんがfacebookを始められ、畏れ多くも友達リクエストを頂戴したものですから、一も二もなく受けさせて頂いて、爾来メールを遣り取りさせて頂く間柄となっていたのです。メールと言っても女子高生じゃないですから「おはよー(ハート)」とか「あしたゎぁ、富士でぇレースだぉ」とか妙な遣り取りをしていた訳ではなく、とどまるところを知らぬ円高の問題とか(何しろトヨタは1円の円高で200億円の利益が吹き飛ぶそうで、マジでシャレになりません……)、時候の挨拶とか、当たり障りのないものを何度か交わす程度でした。

 そうこうするうちに、「東京でイベントがあって出張するから、終わったら一杯行きませんか?」というありがたいお誘いを頂きました。サシで飲るのも魅力的ですが、気の合うクルマ仲間とワイワイやったらもっと楽しいに違いありません。自動車評論家の中で数少ない友人である、“ナベちゃん”こと渡辺敏史氏に声を掛けると、「そりゃもうぜひ!」と二つ返事。同道してもらうことになりました。
 当欄担当の編集I氏とADフジノ氏に「今度矢口さんと飲むんだ」と自慢をすると、「酒飲んでバカなことを言われると困るから……」ということでお目付け役としてADフジノ氏も同席することになりました。この連載を始めてから間もなく2年が経とうというのに、日経BPサイドは私のことを全く信用していないのです。何と疑り深い会社でありましょうか。

(編集担当I:全然、まったく疑ってませんよ。200%信じてますってば)

 ともあれ、我々は新宿で待ち合わせして、私がよく使うゴールデン街の裏手にある某店へと向かいました。この辺りも最近はすっかり平和になり、映画関係者が殴り合ったり、出版関係者が罵り合ったりする姿を見かけなくなりました。代わりに増えたのが外国人観光客と女性客です。

新宿の某店にて。右から矢口さん、渡辺敏史氏、ADフジノ、私。
店に入ると開口一番、「しっかしエロい店だなー」「フェルさんいつもこんなトコに来てんの?」「まったく、目的がミエミエですね」とそれぞれインプレッションを述べられた。
ええまあここは地理的にも“何かと”便利なのでたまに使います

 当日矢口さんは、お台場のMEGAWEB(トヨタの子会社が経営する大規模自動車展示場)で、どこかの雑誌社が主催した、日産自動車「GT-R」の開発責任者、水野和敏さんとスポーツカーについて激論するイベントがあったのだそうです。このイベントの詳細はココをご覧ください。
 矢口vs.水野!これは見ものです。猪木vs.馬場は利害関係が余りにも複雑であったために遂に実現を見ませんでしたが、IS F vs. GT-Rは平成の世に実現した。果たしてどのようなトークバトルが繰り広げられたのでしょうか。
 NA対ターボ、 FR 対4WD、AT対ツインクラッチ。セダン対クーペ……。こうして構成要素を並べてみると、クルマとしての基本的な考え方が何もかも違う。当然主義も主張も異なるでしょう。正に一触即発。お二方とも気の強いタイプですから、ヘタをすれば殴り合いのケンカになるかもしれない。
 両社の広報がパイプ椅子を持ってリング上に雪崩込んで大乱闘にでもなったりしたら、今度はトヨタvs.日産の、会社を巻き込んだ全面戦争にまで発展しかねない。名古屋と横浜の街では双方の組員、もとい社員を狙った発砲事件が相次ぎ、ついには一般市民まで巻き添えに……。
 震災のダメージから漸く立ち直りつつある自動車産業の大手二社が今の時期に抗争はさすがにうまくないと、最後は経済産業大臣が立ち上がり、自ら仲立人を買って出る(鉢呂さーん……)。豊田章男氏とゴーン氏の両トップを浜松あたりの秘密料亭に招いて目出度く手打ち……と。これは楽しみ……いや心配です(しかしアレですね。これをネタに1本小説が書けそうですね。題名は「トヨタvs.日産。若し戦わば(笑)」)。

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「5万円なら、私の「はーと」まで面倒みることも」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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