• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

今、隣にいる「あなたが会うべき人」とつながるアプリが誕生

ソーシャルアプリの本場米国へ、22歳男子が「Wondershake」で挑戦中

  • 山中 浩之(日経ビジネスアソシエ)

バックナンバー

2011年10月4日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

「ツイッターで2回くらい絡んで、『これは面白い人だな』と思ったら、さくっとランチに誘う。そこからそのまま仕事の話に繋がることは、普通にありますよ」

これを読んで「なにを当たり前の話してるの」と思いますか?
私は正直びっくりしました。普通か、それ?

 状況をご説明しましょう。「日経ビジネスアソシエ」10月18日号の「スマホ&タブレット即効ワザ」特集では、私たちと同じ会社員が、実際に自分で便利に使っているスマートフォンやタブレットのアプリを紹介する企画を掲載しています。スマホを「画面のでかいケータイ」として使っている人(アソシエの編集長M氏です)に、仕事のツールとしての活用に一歩踏み出してもらおう、という内容です。

 その取材の中で、人づてで紹介された、ソーシャルメディアによる企業広報を支援している「イキゴト」の社長、五味勇人さんにお話を聞いていたら、こんなことを言い出されたわけです。

「我々のように、知らない人に会うのが仕事ならともかく、そんなに気軽に見ず知らずの人と会うのが、五味さんにとっては“普通”なんですか?」

 と、聞き返すと、彼曰く

「実社会だと、それなりの社会的な立場に立ったり、ある程度の年齢になるまでは、特に目上の方にはなかなか声をかけづらい雰囲気がありますよね。でも、ネットの上ならば年齢も立場もフラットになりますから、お話が面白ければとにかく話しかけてみよう、と思うじゃないですか。実際そこから、ネットがなければ知り合えない年上の方とお話しできて、事業にご協力をいただいていますよ」

 以前、『アーキテクチャの生態系』の著者の濱野智史さんに、小田島隆さんと一緒にお会いしたら(日経ビジネスオンラインの記事はこちらから)、「SNSでおじさんに友達が増えないのは、もともと複雑で多様な人間関係を作る機会がなくなっているから」だとおっしゃってました。「そうか、おじさんになると、もう新しく友達を増やそうとか思わないもんなあ」と返す小田嶋さん。あと、SNSの天敵は、「上下関係」(濱野さん)だそうです。「敬語を使わない関係」が必須なのだと。

 社会の中の人間のつながりがネットベースに本格的に移行すれば、年齢や会社の規模やら肩書きより、話の中身が面白いかどうかのほうが、声をかけたり実際に会う上では重要になる、ということでしょうか。しかし、日本でその考え方はどこまで広がるものか。まして「仕事」としてはどうだろう。

自分と同じ場所にいて、気の合う相手と繋がれるアプリ

「この感覚は私だけのものじゃないと思いますよ。こういう考え方とすごく通じるiPhoneのアプリがあるんです」、と五味さんから紹介されたのが「Wondershake(ワンダーシェイク)」。

「いま自分がいる場所、たとえば大学の教室やイベント会場、カフェの中とかですね。そこで、自分と趣味が合う人を見つけて、ネット越しに話しかけられるアプリなんですよ。話が盛り上がれば、隣にいるかも知れないその人と実際に会えばいいし、何人か同じ話題でつながれるようなら『Party』で、複数の人とチャットもできます」。五味さんは実際にこのアプリを使い、タリーズで「Party」に参加出来た、という。

「Wondershake」をiPhoneにインストールすると、こんなチュートリアル画面が出迎えてくれた。Facebook(フェイスブック)上の「いいね!」を押した情報を元に自分の興味関心が表示され、それを「タグ」として3つ以上選ぶ。近くにいるタグを共有している人が表示されるので、話しかけたかったら「Hi」をタップし、メッセージのやりとりを始める

 さらに聞けば、このアプリは22歳の日本男子、鈴木仁士さんが率いるチームが開発。いま、この米国西海岸のサンフランシスコにWondershakeをひっさげて赴き、現地での普及に挑戦しているとのこと。「最初から英語圏、世界を狙って当たり前、そんな雰囲気もびんびんに感じるアプリです。あ、もちろん代表の鈴木くんとも、ツイッターを通じて知り合ったんですが」(五味さん)。

 これは面白そうだ。なんでそこまでして「リアルな出会い」を発生させようと思ったのか。たしか若い世代って、自分の半径3メートルまでしか興味を持たないんじゃなかったの? アソシエの特集には五味さんの推奨として「Wondershake」を掲載するとして、それを作り、渡米までした人にぜひ「人のつながり方」の意識、それを「仕事術」として使うことについての考えを聞いてみたい。特集完成後、さっそく五味さんにご紹介をお願いして、Wondershakeの生みの親、サンフランシスコにいる鈴木さんにインタビューしました。

・Wondershakeのサービス概要はこちらの記事を
・使い方はこちらがよくまとまっていると思います

コメント1

「スマホでこんな「仕事術」」のバックナンバー

  • 2011年10月4日

    今、隣にいる「あなたが会うべき人」とつながるアプリが誕生

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

本音と建前が違うことが問題の温床になっている。

川野 幸夫 ヤオコー会長