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ソーシャルゲームの登場でビジネスが変わった

~「楽しさを売る」というビジネスモデル~

2011年10月11日(火)

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 2011年秋。いま、もっとも注目されるゲームビジネスは、ソーシャルゲームビジネスです!

 ケータイやスマートフォンで遊ぶソーシャルゲーム市場は、いまや500~600万人のユーザー数を誇るタイトルが林立している状態です。昨今では、テレビCMでも大々的に流れていますので、みなさんも、いくつかのゲームタイトルをご存じでしょう。

 その成長スピードたるや、凄まじい、のひとことです。

 ソーシャルゲーム市場が誕生したのは、およそ4年ほど前。なのにいま、その市場規模は国内だけで1000億円に到達しました。まだまだ倍々ゲームで拡大している状態であり、来年には2000億円を突破するだろうと予想されています。

 ファミコンから始まり、ニンテンドーDSやWii、PS3、PSPなどが作り上げているコンシューマゲーム市場(ハード売り上げ+ソフト売上の市場)は、年によって上下するものの、およそ年間5000~7000億円です。ここ数年、ほぼ横ばいの状態が続いており、「ゲーム市場は、そろそろ飽和状態だ」と言われていました。

 そんな中、4年ほど前にゼロからスタートした新しいゲームビジネスが、瞬く間に1000億円市場を作り上げたのですから、その成長スピードの凄まじさが、おわかりになるでしょう。

 しかも、これは日本国内だけの話ではありません。2011年の夏頃から、海外でも同様のムーブメントが起きています。将来的には、全世界で1兆円産業になるのではないかと期待されているのですね。

 ソーシャルゲームは、とてつもないビッグ・ビジネスになりつつある真っ最中なのです。

ソーシャルゲームに関する誤解

 しかし、あまりに急激に成長したために、どうやら、世の中が追いついていないようです。

 なにしろ、ここまでビッグ・ビジネスになっているのに、ソーシャルゲームのことは、世間では驚くほど理解されていません。

 ・そもそも、ソーシャルゲームとは、何を指すのか?
 ・どうして、こんなに利益が上がっているのか?
 ・今後、どのように発展していくと予想されるのか?

 という問いに、ちゃんと答えられる人は、ほとんどいないと思います。「ビッグビジネスになった」ことばかりが話題になり、この新しいビジネスの仕組みについて、きちんと語られていないからです。

 なにしろ、「ソーシャルゲームが大ブームなのだから、任天堂も、スマートフォン用のソフトを出すべきだ」といった意見を持っている方もいるほどです。詳しくは後述しますが、もし、こんな意見を口にするジャーナリストがいたら、鼻で笑っていいです。その人、まったくもって、ソーシャルゲームのことがわかっていませんよ。

 なので、世の中のムーブメントを軸にしてゲームビジネスを解説する当コラムで、「ソーシャルゲームとは何か?」「なぜ、これほど急成長したのか」について、ごく基本的なことを説明することにいたします。本日から4回に分け、短期連載の形で説明いたしますので、ぜひ、お付き合いください。

 連載1回目となる今回は、まず、ソーシャルゲームの基本的な仕組みについて、ご説明いたします。

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「ソーシャルゲームの登場でビジネスが変わった」の著者

野安 ゆきお

野安 ゆきお(のやす・ゆきお)

ゲームジャーナリスト

ファミコン時代からゲーム業界に参加。1000本以上のソフトを体験し、100冊を超えるゲーム攻略本制作に参加している。ゲーム雑誌編集部、編集プロダクションを経て、現在はフリーランスとして活動中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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