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「らんらん☆ランニング」7つのメリット

走るのが楽しくなる「らんらん☆ランニング」のススメ<下>

  • 服部 貴美子

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2011年10月25日(火)

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 株式会社エ・ム・ズ代表取締役で一般財団法人「ラン・フォー・ピース協会」代表理事の秋田稲美さんは、短大卒業後、大手生命保険会社に入社し、21歳で年収1000万円のトップセールスになった。2000年にエ・ム・ズの前身であるパソコン講習・指導を主な業務とする会社を始め、現在は、“しなやかに夢をはぐくむ研修を!”をモットーとする教育事業を展開している。

 その傍ら、一般財団法人「ラン・フォー・ピース協会」で代表理事を務める。

 この仕組みはユニークで、テーマパークや地域と一体となってランニングやウォーキングのイベントを企画、エントリー費などの形で資金を調達し、社会的課題への解決に結びつけようというもの。ボランティアの力のみに依存することなく、ビジネスとして成り立つ「仕組み作り」や「働き方」を提案している。<下>では彼女が考える楽しい走り方について聞く。

(聞き手は服部貴美子)

前編から読む)

―― 運動音痴と自称される秋田さんが、ランニングを始めたのはナゼですか?

秋田:読者の皆さんはランニングがお好きな方ばかりでしょうから恐縮ですが、以前は「走る人の気がしれない」と思っていたんです。ごめんなさい。

秋田 稲美(あきた・いねみ)さん

 なにしろ、27歳で独立、32歳で会社を興してから、ずっと全力で突っ走ってきましたから、「仕事だけでも大変なのに、わざわざしんどいことをするなんて、意味がわからない。スタイルが気になるならエステだってあるし、鍛えたいならジムのほうが日焼けの心配がなくていいわ」って、そんな調子でした。

 ところが、とある交流会で「フィジカルトレーナー」という肩書きの方にお会いして、「10キロも走れないとしたら、あなたの感度は、かなり鈍っているはず」と指摘されてドキリ。彼女いわく、その人が本来持っているはずのポテンシャルな能力を、いかなる状況でも安定して発揮するためには、ある程度の基礎体力があることが必須条件で、その目安となるのが「10キロ走ること」なんだとか。

 それまで、本を読んだり、芸術作品に触れたり、セミナーで著名人のお話を聞いたりと、自分なりに感度を上げる努力を積んできたつもりだった私ですが、フィジカルな視点から考えたことは一度もありませんでした。視点がまるで違ったからこそ、かえって初対面のトレーナーさんのアドバイスを、素直に受け入れることができたのかもしれません。

 俄然やる気になって、「じゃぁ、走ります。今すぐ方法を教えてください」とお願いしたら、「わかりました。でも、まだ走れる体じゃないですから、ウォーキングからにしましょうね」と諭されて、またドキリとさせられたんですが……(笑)。

―― ウォーキング、そしてランニングを始めて、どんな変化があったのでしょう?

秋田:肉体的にも心理的にも、数え切れないほどの変化がありましたが、最初に気づいたのは“五感”が研ぎ澄まされてきたなぁという感覚でした。

 トレーナーの勧めで、街中ではなく山の中など自然と触れ合える場所をウォーキングするようにしたんですが、肌で風を感じたり、鳥の声や水のせせらぎに耳を傾けたりする時間を持つのは、本当に久しぶりで新鮮でした。時計も外して出かけるのも久しぶりのこと。いわゆる「コンクリートジャングル」の中にあるオフィスで経営者として奮闘するのとは、まるで別世界です。もしこれが、ジムのマシンで走るランニングだったら続いていなかったかもしれません。

 原始的〔プリミティブ〕であることが、私にとっては良かったし、おそらく都会で忙しく働くビジネスパーソンの皆さんにとっても、同じだと想像します。

 原始的な五感を取り戻すにつれて、私生活においてもビジネスにおいても、“思考”ではなく“感性”を信じて決断するようになりました。すると、何かにつけて「~~しなければ」「~~すべきだ」と義務的に考えがちだったのが、「~~したい」「~~すればいんだ」と、直感的に思いつくようになったのです。

 たとえて言うと、目指す頂上も、頂上に続く道も前と同じだけれど、道に転がっている石やゴミがなくなり、でこぼこや倒木のような弊害がなくなったような感覚。自分のパワーを山頂に向かって登ることだけにつぎ込める環境が整ったというイメージが湧いてくるのです。ランニング歴2年半となる今では、「走らない人の気が知れない、もったいない」と思っています。最初とまるで逆ですね。

―― レースにも数多く出ておられますが、タイムは気にならないんですか?

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