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統計に含まれていない、知られざる巨大ゲーム市場

第1回 トレーディングカード・アーケードゲームの実力

2012年2月9日(木)

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 トレーディングカード・アーケードゲーム(TCAG)というジャンルを御存じでしょうか? 10年の歴史がある人気ジャンルであり、いまなお大きな市場があるにもかかわらず、「聞いたことがない」という方が、まだ多いかもしれません。

TCAG本体

 「聞いたことがない」という皆さんでも、何度となくTCAGを目にしていると思います。それらはゲームセンター(アミューズメント施設)だけでなく、デパート、コンビニ、大手量販店などに置かれているからです。いわゆる“ガチャガチャ”といっている小さな販売機です。その販売機でイラストカードを購入し、一定のルールに従ってゲームをするのです。週末になると、小さな子供たちが列をなして遊んでいる姿を見たことがあるのではないでしょうか。

 「ポケットモンスター」のような人気ソフトのTCAGもありますし、かつては「ドラゴンクエスト」のTCAGもありました。いまなお人気コミックのゲーム化作品、そして人気テレビ番組のゲーム化作品が次々と投入されています。

 ゲーム関連メディアでは、ほとんど取り上げられることがないため、あまり知られていないかもしれませんが、いまなお続々と新製品が作られ続けている市場なのですね。

 ためしに、キッズ層が集まるイベントに足を運んでみてください。家庭用ゲーム機と同じくらいのスペースに、多くのTCAGが出展され、キッズ層が試遊台に夢中になっている姿を目撃できるはずです。

プレイするごとにカードが増えていく

 そこで今回は、あまりゲーム関連メディアで取り上げられることのないTCAGについて、3回に分けて、解説しようと思います。

 その最大の特徴は、ゲームを遊ぶとき、1枚のカードが排出されることです(カードではなく、コインのような形状をしている場合もあります)。つまり、遊べば遊ぶほど、手持ちのカードが増えていくのですね。

 筺体には、カードを置くための場所が用意されています。そこにカードを置くと、ゲーム機がカードの情報を読みとり、「自分の持っているカード」がゲームに反映するという仕組み。遊べば遊ぶほどカードが増えて、どんどん高度なことができるようになっていきます。 遊べは遊ぶほど、どんどん手持ちのカードが増えていくのが楽しいし、より複雑で高度なことができるようになり、ゲームが有利になっていく。だから再び遊びたくなる――という仕組みです。

 この楽しさが、キッズ層の心をつかみました。昭和の時代に、子供たちが、仮面ライダーカードやウルトラマンカードなどに夢中になったのと似ているかもしれません。昔のカードとの違いは、こちらは手にしたカードを使って「テレビゲームが遊べてしまう」こと。より進化しているのです。

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「統計に含まれていない、知られざる巨大ゲーム市場」の著者

野安 ゆきお

野安 ゆきお(のやす・ゆきお)

ゲームジャーナリスト

ファミコン時代からゲーム業界に参加。1000本以上のソフトを体験し、100冊を超えるゲーム攻略本制作に参加している。ゲーム雑誌編集部、編集プロダクションを経て、現在はフリーランスとして活動中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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