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日本独自のゲーム文化は世界に広まる可能性はあるのか

第3回 隠れた巨大ビジネス「カードゲーム」と世界市場

2012年2月14日(火)

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第1回 トレーディングカード・アーケードゲームの実力 から読む。第2回 隠れた巨大ビジネス「カードゲーム」が語る未来 から読む

 日本では、トレーディングカード・アーケードゲーム(TCAG)というキッズ向けのアーケードゲーム(厳密にはゲーム機としてはカウントされないけれど)が、活気ある市場として君臨しています。

ポケモンバトリオV

 しかし、日本は少子高齢化社会であり、キッズ人口は減り続けていますから、それに歩調を合わせるように、これからキッズ向けTCAG市場は緩やかに縮小していくでしょう。既にピークは過ぎているかもしれません。

 これは、それはファミコンを初めとする、家庭用ゲーム機ビジネスがぶつかった壁と同じです。しかし家庭用ゲーム機は、「海外市場に打って出る」「子供以外の層にゲームを普及させる」という2つの道を見い出し、いまの繁栄につなげることに成功しました。

 では、TCAGはどうなるのか?

 日本で生まれた独自のゲーム文化であるTCAGは、海外へ進出できるのでしょうか? そもそも、海外のキッズ市場はどうなっているのか? 今回は、それらの点について説明いたします。

立ちはだかるのは「治安の壁」

スーパー戦隊バトル ダイスオーDX

 キッズ向けTCAGは、海外に大々的に進出できるのか?

 結論からいいますと、現時点では、海外にはTCAGの大きな市場はありません。もちろん国によって例外はあるでしょうが、多くの国では、これからもキッズ向けTCAGがムーブメントになることはないでしょう。

 最大の問題は、治安です。

 海外から訪れた人が、日本の街角にたくさん置かれている自動販売機を見てビックリした、という話は有名です。「お金が山ほど入っている機械」が、街角のいたるところに置かれているのが信じられない! なぜ、誰にも盗まれないんだ! とビックリするわけですね。

プリティーリズム・オーロラドリーム

 TCAGも同じです。お金がたっぷりと入っている機械が、日本全国の街の中にあり、しかも周囲にいるのは小さな子供たちばかり。にもかかわらず、特に危険がない! という国は、正直、日本くらいのものだからです。キッズ向けTCAGの大流行は、治安のいい日本だからこそ起きた、特殊な事例なのですね。

 このため、海外のキッズたちは、TCAGを楽しむことは、これからもないだろと予想されます。キッズ向けTCAGは、日本独自のゲーム文化として、日本を中心にして続いていくとになるでしょう。

幼児から始まるアメリカのキッズ市場

 では、海外の子供たちは、どのようなゲームで遊んでいるのでしょう? どのような市場になっているのでしょう?

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「日本独自のゲーム文化は世界に広まる可能性はあるのか」の著者

野安 ゆきお

野安 ゆきお(のやす・ゆきお)

ゲームジャーナリスト

ファミコン時代からゲーム業界に参加。1000本以上のソフトを体験し、100冊を超えるゲーム攻略本制作に参加している。ゲーム雑誌編集部、編集プロダクションを経て、現在はフリーランスとして活動中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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