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Vol.52 よく使う言葉ほど、使い方が難しいのです。

想像力を自分の内側に止めないためにできること

  • 千野 帽子,堀本 裕樹

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2012年2月24日(金)

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 2月最後のかわずくんとなりました。今年はうるう年で1日多くて、ちょっとお得な感じですよね?

 千堀が出演するライブ句会イベント「東京マッハ」、第三回の開催が決定いたしました!

「東京マッハvol. 3 新宿は濡れてるほうが東口」

2012年4月1日(日)18:00開場
(来場者のみなさんにも選句していただきますので、お早めにご来場ください)
会場 新宿LOFT PLUS ONE
前売り券 2000円(ローソンチケットで3月1日から発売)
出演 川上弘美(小説家)長嶋有(小説家)米光一成(ゲーム作家)堀本裕樹(俳人)千野帽子(ライター)

 今回のゲストは『センセイの鞄』や句集『機嫌のいい犬』でおなじみ、小説家の川上弘美さん! 詳しい前売り情報などは追ってお知らせいたします。

 「東京マッハってなに? 面白いのソレ?」とおっしゃる方は、ぜひ、「東京マッハ Vol.1」を完全収録した電子書籍『ビジネスパーソンのための俳句入門』をご覧ください。

 今週は堀やん先生の選句物語ですよ!

堀本裕樹(以下堀):今年は全国的に寒さが厳しくて、梅の開花も遅れたらしいですね。

連載管理人(A)(以下A):そ、そうですけど堀やん先生、梅の枕は前回使いました~。

:(スルー)毎年羽根木公園の「せたがや梅まつり」に行くんですけどね、ちょっと開花が遅れているらしいんですよ。

A:梅の花が気になって仕方のない和歌山県人の堀やん先生、今回の兼題「梅」、こんな句が来ていますよ。

梅の香にむせかへりたる白昼夢

クイントゥス・セプティミウス

:どれだけたくさんの梅に囲まれているのでしょうか。むせかえるとはよっぽどのことですね。

 しかし、この句、ちょっと意味がはっきりしないところがあります。「白昼夢」とは、真昼に見る夢のことですよね。寝て見る夢じゃなくて、起きているときに見る非現実的な幻想というか。

A:まぼろし~、ですね。

:そうそう、ってそりゃIKKOやん!

A:失礼しました。

:この句は、梅の香にむせかえる「白昼夢」を見ているのか、梅の香のむせかえるなかで何かの「白昼夢」を見ているのか、いまいちはっきりしないんですね。だから、焦点がぼやけてしまって、読み手はこの句のどこを見ていいのかよくわからなくなってしまうのです。

A:あいまいになってしまっているんですね。

:考えてみると、「白昼夢」は一句のなかで活かすのが非常に難しい言葉だと思います。なぜかというと、「夢落ち」という言葉もありますが、すべてのことが「白昼夢」で片づけられてしまうからです。どんな日常でも非日常でも、あらゆる荒唐無稽なことでも、最後に「夢」と置けば、片づけられますからね。便利な言葉といえば、そうなのですが、それだけに読む側は、「なんだ、夢落ちか」という印象になりがちです。

A:「なんだ」と思わせないためには、どうしたらいいでしょうか?

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