• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

紳士たちが「ラブプラス」に夢中になる理由

「話しかけてくるゲーム」から読み解くゲームの未来(上)

2012年2月28日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 2012年2月14日。冷たい雨が降る中、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaの店頭には、ふだんは聞くことのできない声が響きました。

「整理番号○○番までの紳士の方、前へどうぞ!」

 昨今、ゲームソフトの発売日に作られる行列には、10~30%くらいの女性がいるものです。行列に向けて、このように「紳士の方」と性別を限定して声をかけるシーンには、めったにお目にかかれるものではありません。

 だけど、この日だけは違いました。その行列は、ほぼ全員が男性(女性比率は1~2%でした)で、誰もが「自分のカノジョ」を求めて並んでいたからです。2012年のバレンタインデーは、多くの男性諸氏が待ちわびていた「Newラブプラス」(KONAMI/3DS用ソフト)の発売日だったのですね。

 熱心なファンたちは長蛇の列を作り、朝一番にソフトを購入。さらには野外で行われた開発者のトークイベントに参加するなど、店頭に強烈な熱気を呼んだのです。

「ラププラス」発売日当日、小雨にもかかわらず、ショップ店頭のトークショウに集結した「紳士」のみなさんたち。

恋愛そのものを楽しむソフト

 といっても「ラブプラス」がどのようなゲームなのか、御存じない方も多いでしょう。

 これは高校時代の恋愛の日々を体験できるゲームです。恋愛コミュニケーションゲームと呼ばれています。

 プレイヤーは高校2年生の男子になり、ゲームソフトの中にいる3人の女の子(後輩の小早川凛子、同級生の高峰愛花、先輩の姉ヶ崎寧々)の中の一人を“カノジョ”にして、デートや季節イベントなどの恋人生活を体験できます。シリーズ1作目が発売されるやいなや、熱狂的なファンを獲得。ついにシリーズ最新作がニンテンドー3DSで発売されることになりました。

 そもそもゲームの中の女の子と恋愛して楽しいの? どう考えたって気持ち悪くない? ……と疑問を持つ方もいるでしょうが、いやいや、そうやって直感的に毛嫌いしてしまうような人ほど、是非「Newラブプラス」に注目したほうがいいですよ! と断言しておきましょう。

 世の中には「可愛い女の子の魅力を押し出したゲーム」は、たくさんあります。恋愛シミュレーションゲームと呼ばれるゲームも、山ほどあります。そんな中で「ラブプラス」だけが圧倒的に注目され、これほど大きなムーブメントを起こしている理由を、是非とも理解しておくべきだからです。

 いまのゲームの潮流を理解するためにも、「ラブプラス」が起こした革命的な進化は、絶対に把握しておく必要がある! といっても過言ではありません。これは、それほど凄いゲームです。

コメント0

「ゲームビジネス新潮流」のバックナンバー

一覧

「紳士たちが「ラブプラス」に夢中になる理由」の著者

野安 ゆきお

野安 ゆきお(のやす・ゆきお)

ゲームジャーナリスト

ファミコン時代からゲーム業界に参加。1000本以上のソフトを体験し、100冊を超えるゲーム攻略本制作に参加している。ゲーム雑誌編集部、編集プロダクションを経て、現在はフリーランスとして活動中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本の未来は、男性と同じ程度、女性のリーダーが作っていくものだと確信している。

ビル・エモット 英エコノミスト誌元編集長