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現実のステージ上に降臨した“電子の歌姫”初音ミク

現実世界にデジタル・キャラクターが登場する新エンタテインメント1

2012年4月4日(水)

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 最近、デジタル・エンタテインメントの世界で、ちょっと面白い現象が始まっています。

 モニターの向こう側にいる「架空のキャラクター」を、私たちが生きている現実世界の中に登場させよう!

 というエンタテインメントが、じわじわと出てきたのです。

 映画「リング」(1998年公開)を思い浮かべてもらうと、わかりやすいかもしれません。テレビの中から貞子が出てくる、というシーンで有名なホラー映画です。あれは「映像の中にいる人物が、現実に出てくるわけがない」という時代だったからこそ、世界中でヒットするホラー映画になりました。

 しかし、2012年現在、この物語は、もうホラーとして成立しなくなっています。なぜなら、モニターの向こう側にいる架空のキャラクターが、本当に現実の世界に登場する時代になっているからです。嘘じゃないですよ。テクノロジーの進化が、それを実現してしまいました。

 そんな馬鹿な?

 と思われるかもしれません。では、具体的に事例をあげつつ、このムーブメントについて、3回に分けて解説しましょう。

 まずは、ボーカロイドのライブ・コンサートから、ご紹介します。

架空のキャラがステージに舞い降りた

 今年の3月8~9日、東京ドームシテイホールでは「初音ミクライブパーティー2012(ミクパ♪)」「初音ミクコンサート

 最後のミクの日感謝祭」というコンサートが、計4回公演されました。初音ミクを初めとする、バーチャル・シンガーたちによるコンサートです。発売されるやいなや、チケットはソールドアウトし、全公演が満席となりました。

 ボーカロイドとは、歌詞とメロディーを入力すると、歌声を合成して歌ってくれるPCソフトのこと。これを利用し、何万人ものアマチュア・クリエイターたちがオリジナル曲を作り、どんどんネット上に公開。その総数は数万曲にのぼっています。

 ボーカロイドは、それらの膨大なオリジナル曲の力によって人気を獲得し、いまや世界最強のバーチャル・アイドルの座を獲得しました。そして巨大透過スクリーンの力を借りて、ステー上に出現するまでになったのですね。ステージ上で生バンドを従えて歌い、踊るというパフォーマンスを披露。観客たちを熱狂させてしまったのです。

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「現実のステージ上に降臨した“電子の歌姫”初音ミク」の著者

野安 ゆきお

野安 ゆきお(のやす・ゆきお)

ゲームジャーナリスト

ファミコン時代からゲーム業界に参加。1000本以上のソフトを体験し、100冊を超えるゲーム攻略本制作に参加している。ゲーム雑誌編集部、編集プロダクションを経て、現在はフリーランスとして活動中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官