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Vol.62 それって短縮? それとも省略?

俳句が「省略の文学」といわれる訳

  • 千野 帽子,堀本 裕樹

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2012年5月18日(金)

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 来週月曜日は金環日食、翌22日はスカイツリー開業と、高いところを見上げる機会が多くなりそうですね。初夏のさわやかな風は、「麦嵐」「麦の秋風」と呼ばれます。浅草の吾妻橋からスカイツリー方向を望んだときに見えるあのオブジェ(※)も、麦嵐に吹かれているんですね。

(※編注:フィリップ・スタルクの「炎」ですね?)

 さて今週のかわずくんは、堀やん先生の選句物語。あなたの投句を堀やん先生がチェックします!

連載管理人A(以下A) 初の単行本『十七音の海 俳句という詩にめぐり逢う』に「海」という文字が入っていることからもわかるように、堀やん先生は海がお好きですよね。

堀本裕樹(以下堀) そうなんですよ。連休中も1日だけ、真鶴に行って磯遊びをしてきました。

A:どんなことをするんですか?

:そのときは美しい流木に眼が留まって、流木ばかり探していました。

A:大きいのを見つけると何故だかうれしいですよねー。

:そうそう。

子との距離いつも心に磯遊び

福永耕二

という句があるのですが、「ちょっと、××ちゃん、それ以上行っちゃダメ!」とか、両親がいつも子どもを気にかけている光景もよくありますよね。たまにぼくと同じ名前の子どもがいたりして、「ゆうき!」とか聞こえてくると一瞬、ギクッとなったりします。でも、その後、自分の幼かった頃をなんとなく思い出したり。一人で流木なんか探し回る変わった「磯遊び」をしていると、妙に感傷的になってしまうものですね。

A:さて今回は、とても似た句がいただいた投句の中にありました。

久方にみゆき唄聴く春独り

[miyu]

久方にサザン唄聴く磯遊び

だんかい

:二句の違いは、「みゆき」と「サザン」。あと下五の「春独り」と「磯遊び」の2点だけです。お二人とも、「久方に」聴いているんですね。まさにこの二句は、類句といえるのではないでしょうか。

A:ですねぇ。

(次ページに続く!)

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