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Vol.64 上手に隠せば、ちゃんと相手に届くんです

隠すことと隠さないことを考え抜こう

  • 千野 帽子

  • 堀本 裕樹

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2012年6月1日(金)

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 今日から6月ですね。雨が多くなりますが、雷は夏の季語で稲妻は秋の季語だそうです。今日から区別して使ってみませんか?

さて今回の堀やん先生のテーマは、「隠す」です。あなたには何か隠していること、隠したいこと、ありますか。 胸に手を当ててお読みください。

連載管理人A(以下A):今日から6月ですね。関東もじきに梅雨です。梅雨の句といえば、松尾芭蕉の〈五月雨をあつめて早し最上川〉ですね。この句のおかげで、五月雨を「さみだれ」と読めるんですよね。

堀本裕樹(以下堀):芭蕉といえば、5月16日に芭蕉「奥のほそ道旅立ち」イベントとして、船上句会の講師をしましたよ(NPO法人本所深川主催、江東区芭蕉記念館共催)。元禄二年三月二十七日(新暦1689年5月16日)に芭蕉は曾良(そら、河合曾良)を伴って、深川から舟に乗って千住まで向かったんですね。

A:隅田川を上って行ったんですねー。

:芭蕉出立の日に、その航路を辿って体験しようという面白いイベントでした。出立の日に詠んだ句も有名ですね。

行春や鳥啼き魚の目は泪

芭蕉

去ってゆく春を鳥が悲しげに鳴き、魚が涙を流して惜しんだという一句ですが、この句には、江戸を離れて知人とも別れなければいけなかった芭蕉の気持ちも託されているように思いますね。

A:当時の芭蕉は40代半ば。いろいろ胸に去来するものもあったでしょうね。それを隠して句を詠んだと。

:その日は結構暑かったので、晴天の下、隅田川を千住に向かってゆったり進みました。もちろん、スカイツリーも船上からばっちり見えましたよ。しかもかなり大きく。芭蕉が旅立った時代は、隅田川の東側は両国近辺をのぞけばまだ江戸の外。それがいまやビルが建ち並び、スカイツリーが聳え立っている。

A:江戸時代、大火が続いたので隅田川の東側も開発されたそうですね。「忠臣蔵」討ち入りの舞台となった、吉良上野介の屋敷跡が本所にあります。

:芭蕉がもし現代の隅田川を見たらなんて言うのかな。どんな句を作るのかな。そんな詮ない物思いに浸りながら、「奥のほそ道」に思いを馳せた一日でした。

A:いいですねー。さて、かわずくんたちの投句を観ていきたいと思います。

:今回は、ある共通点がある句をぼくが選びました。

トロフィーは泉のわきに隠したの

円綾

空蝉に結婚指輪かくしけり

碍子

お宝は虹の根元に隠したぞ

クイントゥス・セプティミウス

身も色も蛇の目に隠す柳雨

TH

それは何でしょう?

A:これはわかります。どの句も何かを「隠」しているのです。

:そうですね。前回の「短縮」「省略」の次は「隠す」がテーマです。

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