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Vol.68「もっとよくなる」と信じて、言葉を探し続けよう!

俳句もビジネスプランも一晩寝かせて見直す

  • 千野 帽子

  • 堀本 裕樹

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2012年6月29日(金)

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 6月が終わると、一年も半ばを過ぎますね。なんて早いんだ~とびっくりしますが、区切りをつけるイベントとして夏越の祓(なごしのはらえ)があります。神社にある大きな茅の輪をくぐって、息災を願うんだそうです。御禊(みそぎ)、夏祓(なつはらえ)、茅の輪などが季語になっていますよ。

 中だるみの気持ちを立て直しつつ、この半年は何があったのかな? とちょっと振り返る週末にしてもよさそうですね。

堀本裕樹(以下、堀):先日、ぼくが講師をしている実践女子学園生涯学習センターで、ラムネとサイダーの話が出ました。というのも、「サイダー」が兼題になっていたので、皆さん、久しぶりにそれを飲んでみたというのですね。

連載管理人A(以下、A):かわずくんでも、チノボーシカ先生が「ソーダ水」の兼題を出されていますね。

:受講生は、人生の先輩ばかりで話をしていて教わることが多いのですが、昔サイダーは高級な飲み物だったというのです。昭和20年、30年代の話でしょうか。たとえば、夏場、お客が来ると、サイダーが出される。それをうらやましい気持ちで、子どもだった頃、そっと遠くから見ていたなんていう話も出ました。

A:今は自動販売機で買えますから、まさに隔世の感でしょうね。

:昭和49年生まれのぼくは、ラムネよりサイダーが高級なんて特に意識したことは今までなかったように思います。どちらも同じような値段で売っていましたからね。

A:松田聖子と同学年のわたくしは、サイダーといえば、山下達郎や大瀧詠一のCMソングでしたね。透明感と、しゅわ~という音の爽快感が夏を感じさせましたね。

:「俳句歳時記」を開いて、「サイダー」の項目を読んでみると、「炭酸水に甘味・酸味および果物の汁液を加えて壜詰めにしたラムネより高級な清涼飲料水」と解説しているものもありました。「サイダー」は、元来林檎酒を意味する英語だったようですね。

A:林檎酒=シードルですね。

:一方、「ラムネ」は、「レモネードの転訛。枸櫞(くえん)酸を加え橙皮(とうひ)油でにおいをつけた砂糖水に高圧で炭酸ガスを溶かしこんだ清涼飲料」とあります。ラムネは壜が特徴的ですよね。

 こんな句がありますよ。

サイダー売一日海に背をむけて

波止影夫

ラムネ玉ころりと父子旅了る

能村登四郎

 どちらの句も、夏の眩しさをともなった詩情の豊かさを感じさせますね。

 ラムネやサイダーといったこんな身近なものから、たった十七音で「世界」を作り出してしまう俳句は、改めて不思議な詩型だと思いますし、「俳句ってやっぱりすごい!」と、感じ入ってしまいます。

A:投句の参考にしてくださいね!

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