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さぁ夏休み!福島っ子の保養プログラムスタート

サハリンで、ハンセン病療養所で、広島で

  • 藍原 寛子

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2012年7月18日(水)

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 今月21日から、福島県内の小中学校が一斉に約1か月間の夏休みに入る。夏本番も直前のこの時期、子どもたちは屋外の公園やプールで思いきり、好きなだけ体を動かしたい気分だろう。ところが、いまだに学校や公園には放射線量が高い場所があるため、屋外活動の場面は震災前と比べて減少したままだ。

 子どもたちが外で十分に遊べない現状があることから、福島県教育委員会は子ども会や学校、スポーツ少年団が県内で実施する宿泊体験学習などに対して、宿泊費や交通費を補助する事業を始めた。福島県内だけでなく、全国のさまざまな市民団体なども、夏休み期間中、福島の子どもたちのために自然体験や学習など様々な内容を取り入れた保養プログラムを計画している。

自治体の補助事業のほか、市民団体も情報提供

 福島県教委社会教育課が前年度に続いて本年度も実施しているのは、他地域に移動する交通費や宿泊活動費用を補助する「ふくしまっ子体験活動応援補助事業」。学校や子ども会、スポーツ少年団が日帰りや宿泊での体験活動、自然学習を行う際に、子どもと引率の大人の宿泊費1泊5000円・7泊8日を上限に、交通費は1回2000円までを上限として補助する。

 さらに、義務教育課は、「ふくしまっ子移動教室体験活動応援補助事業」として、教育課程に位置付けた総合学習や体験学習のうち、県内で宿泊を伴う行事に関して同様の補助をする事業を実施している。全国の自治体や、学校、ユースホステル協会、ボランティアなどの団体で、福島の子どもたちをホームステイや、リフレッシュキャンプ、奨学金などを通じて支援したいという情報一覧をウェブサイトに掲載した(ただし、具体的な内容や申し込みなどに関しては当事者間で確認する)。

 社会教育課は「子ども会やスポーツ少年団の応募が多い。放射線量が県内でも低い会津や奥会津方面の活動に対する補助申請が多いが、屋内プールのある温泉施設やホテルなどで宿泊もセットにした活動、屋外遊び場が近くにある場所など、活動場所は県内各地に分散しており、各団体が工夫して活動計画を立てているようだ」と分析している。

 文科省も特設サイト「東日本大震災からの復興―教育現場を通じて」のサイト内に「夏休みのキャンプ・合宿に関する支援情報」を掲載、随時更新して情報を提供している。7月15日現在、掲載されている22件中15件はすでに募集を終了した。行政が窓口となり、情報提供したサマーキャンプや合宿などは、数も限られているため、早くから定員が埋まってしまう傾向があるようだ。

昨年、北海道で福島の子どもたちを招いて開かれたサマーキャンプ

コメント1件コメント/レビュー

今回の災害に対して色々な人たちが、行動していく中に世界がプラスに転換していく流れを感じます。こういう記事を読むと、自分が小さい視点で日常に埋没しているのに気がつき一歩踏み出す勇気をもらえます。(2012/07/18)

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今回の災害に対して色々な人たちが、行動していく中に世界がプラスに転換していく流れを感じます。こういう記事を読むと、自分が小さい視点で日常に埋没しているのに気がつき一歩踏み出す勇気をもらえます。(2012/07/18)

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