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「もう1年半」で区切ってはならない震災遺族支援

福島県内で遺族の「わかちあいの会」スタート

  • 藍原 寛子

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2012年9月20日(木)

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 震災によって大切な人を亡くした遺族は今、どんな思いで震災後の日常を過ごしているのか。必要な支援や、被災者同士でできることは何だろうか。福島県内では昨年10月から、自死遺族を7年以上にわたって支援している「福島れんげの会」が、南相馬市とともに遺族支援を行ってきた。長期にわたる遺族支援、被災者支援がより一層必要であることから、遺族同士が自らの体験を語る「わかちあいの会」(震災遺族支援サイト)が9月以降、福島県内各地で開かれることが決まった。

 同会立ち上げを契機に、遺族支援を考えるシンポジウム「共に考える震災遺族支援 いま私たちに何ができるか」が震災からちょうど1年半を迎えた9月11日、郡山市で開かれた。NPO法人「自殺対策支援センターライフリンク」主催、「福島れんげの会」とNPO法人「全国自死遺族総合支援センター(グリーフサポートリンク)」の共催。福島県、南相馬市などが後援した。

 「1年半たって、日常が戻ってきたような時、ふと『大切な人がいない』と気付くときがある」「もう1年半と言われるが、遺族支援はこれからがますます必要な時期」。パネリストからは「もう1年半」で切り捨ててはならない、遺族支援の重要性が次々に語られた。

郡山市で開催されたシンポジウム(9月11日)

 シンポジウムでは始めに、「被災地での遺族支援・心のケアについて」と題して精神科医、ひきこもり研究の第一人者である斎藤環さんが、専門家として、支援者として、被災地でのケアや支援の経験を通じて感じてきた遺族の喪失体験と支援者の役割などについて基調講演した。続いて、グリーフサポートリンク代表の杉本脩子さんをコーディネーターに、津波で祖父母を亡くした相馬市の保健師の佐藤宏美さん、自死遺族福島れんげの会の金子久美子さんに、斎藤さんも加わってのパネルディスカッションがあった。参加した市民は、震災から1年半後の現在、遺族が置かれている状況や、遺族と寄り添う支援のあり方について、理解を深めた。

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