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働いて働いて働いて、ポックリ死にましょう

第199回 フォルクスワーゲン グループ ジャパン社長 庄司茂氏インタビュー

2013年7月16日(火)

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 みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。
 へい、ヨタ飛ばしはこちら

 このたびガラにもなくバレエなんぞを鑑賞して参りました。
 チャイコフスキー記念東京バレエ団、松山バレエ団と並び称される名門中の名門バレエ・カンパニー。牧阿佐美バレヱ団公演の「白鳥の湖」であります。

 何しろ他の団体がバレエの「エ」の字を、わざわざ「ヱ」と書くのですからね。格式が違うのですよ。故事来歴はよく知りませんが。

 全幕を通して、ダンサーの動き全てが優美で、そのうえ力強い。

 当たり前の話なんですが、バレエにはセリフが無い。それなのにまるで映画を見ているように「言葉」が伝わってくる。身体言語とでも言うのでしょうか。ダンサーの動きが、セリフ以上に感情を表しているのです。いや、一流のダンサーとは何とも凄いものです。

 特にオデットとオディール(白鳥と黒鳥ですな)役を演じる青山季可(あおやま・きか)嬢のダンスが素晴らしかった。優美で繊細なオデットと、力強く悪魔的な魅力を見せるオディールの両極端な二役を一人で踊り分けるのは非常に難しいことです。彼女はそれを完璧に演じきっていた。

 素晴らしい。感動しました。

 それにしても、か細い女性があれだけ高く飛んだりクルクル回り続けたりできるとは……

 いったいどのようなトレーニングをされているのでしょう。

右端が主演の青山季可嬢。公演後に食事をご一緒させて頂きました。

 平服に着替えると、まったく普通のキレイなお嬢さんです。英国ロイヤル・バレエスクール、更にはドイツのジョン・ノイマイヤー・ハンブルグ・バレエスクールで学ばれた大変なエリートです。しかし僅か一時間前まで彼女は舞台で踊っていたのだなぁ…何とも不思議な感じがします。

 上の写真をご覧になり、アレ……真ん中のあの人は……とお気づきの方。よくご存知ですね。さすがです。

 彼はレディー・ガガの靴を作る男として有名な舘鼻則孝(たてはな・のりたか)氏

 芸大(!)を卒業した彼は、卒業制作の作品である靴をニコラ・フォルミケッティ(ガガの専属スタイリストですな)に見せたら一発で採用が決まり……と華麗なるデビューを果たした稀代のシューズデザイナーです。

常にiPadを携帯されている舘鼻氏。「まったく下世話な話で恐縮なのですが、一番高い靴はどれですか」と尋ねたら、見せてくれたのがこの写真。気になるお値段は……何とフォルクスワーゲンのup!が楽勝で変えるくらいの価格でした。

 しかし芸大は靴作りまで教えてくれるんだ……と感心していたら、舘鼻氏は芸大で主に染色などを学び、シューズの制作に関しては完全な独学なのだそうです。いやはや恐れいりました。

 他日、久し振りに的場の兄貴と赤坂のジンギスカン屋で一杯。
 新しくフライデーで連載が始まるので、講談社の顧問弁護士である大兄にその報告を。

「お前の文章は最近まったくなっとらん。以前のようなキレが無い。奢っているんじゃあるまいな。ナマクラを研ぎ直せこのバカ者が!」と散々お説教されました。

 この後銀座に流れて、兄貴行きつけのバーで不覚にも寝落ちしてしまった不肖フェル。
 兄貴の怒りは頂点に達し、店から叩き出されたのでありました。申し訳ありません。精進致します。

 しかし最近の文章にキレが無いとはまた気になるご指摘を……。
 読者諸兄からも忌憚のないご意見を頂きたく存じます。最近の私、鈍ってますか?

 さてさて、コクもキレも有る文章を目指しつつ本編へと参りましょう。
 今回も先週に引き続き番外編をお送りします。

 フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ) 代表取締役社長であらせられる庄司 茂さんへのインタビューです。

 アレ?庄司さんへのインタビューなら、up!の回のインポーターインタビューで既にやっているのでは……?と訝しく思われた読者諸兄。はい。確かに第191回、192回に庄司さんのインタビューを掲載しました。ですがあれはあくまでもup!とVGJという会社の話。庄司さん個人に関してはあまり詳しく書いていませんでした。

 庄司さんは昨年の8月1日にVGJの社長に就任したばかり。それまでは伊藤忠商事で辣腕を振るっていた元商社マンです。伊藤忠が出資しているマツダモーターハンガリーや、スズキモーターロシアの社長を務めるなど、それこそ世界中でクルマを売って売って売りまくってきた、生粋のクルマ屋さんです。

 この商社時代のお話が桁外れに面白く、またVGJに移られてからも、“営業”という仕事に対する姿勢がハンパではないのです。これは是非別枠で書いておかなければ……とup!のインタビューの際に、追加として番外編分も仕込んでおいた、という次第です。

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「働いて働いて働いて、ポックリ死にましょう」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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