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女性幹部を生む母集団を形成し切磋琢磨の場を

意欲も能力もライバルがいるから磨かれる

  • 片山 さつき

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2013年8月22日(木)

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 去る7月29日、経団連が初めて、日本経済新聞社などと共催で「女性活用推進シンポジウム」を開催した。このシンポジウムは女性が活躍できる環境作りについて意見交換をするもので、私もパネリストとして参加させていただいた。

 経団連は女性活用推進部会も新設、今回のシンポジウムはその第一歩として開かれたものだ。

 冒頭で私は自分自身のエピソードを披露して笑いをとった。今を溯ること約30年前。就職活動中の私は経団連にも応募書類を提出していた。東大法学部で国家公務員上級試験にも受かっていて、成績は全優、しかも自宅生という条件の学生が経団連を志望することはまずなかったので、さっそく私の自宅に経団連から勧誘の電話が入った。だが、その時私は外出していたため、母が「娘は外出中」と言ったところ、先方はあわてて勧誘を撤回したという。

 さつきという名前で男性と勘違いをしたようで、「男性しか採用しないことになっている」というのが勧誘撤回の理由だったと、帰宅した私は母から聞かされた。

 その後私は大蔵省での23年間、そして政界に入ってからの8年間、合計31年間で、経団連とは何十回も仕事をしているが、時々このエピソードを経団連の方にお伝えしている。

 経団連はつい最近まで女性活用について、積極的には動いてこなかったが、突然の方針転換は、ほかでもない、安倍晋三首相が成長戦略の柱として女性の人材活用を打ち出したからだろう。上場会社1社につき女性役員1名という、具体的な目標も掲げた上での経済界への要請である。

母集団自体が少ない女性幹部候補生

 だが、言うは易し、行うは難し。男女雇用機会均等法施行から既に27年が経過しているというのに、日本の会社で出世する女性は極めて稀有な存在だ。

 なぜ日本の会社で女性は出世しなかったのか。内閣府の「男女共同参画白書」によると、民間企業の管理職ポストに占める女性の割合は、係長クラスで15.3%。課長クラスになると8.1%に減り、部長クラスでは5.1%しかいない。

 その理由として、半数の企業が「現時点では必要な知識や経験、判断力等を有する女性がいない」と答えている。その次に多い答えが「勤続年数が短く、管理職になるまでに退職する」「対象者はいるが、現在管理職に就くための在籍年数を満たしていない」だった。 現在管理職適齢期である40代後半から50代前半の女性は、新卒当時に幹部候補生として採用されている人がほとんどいない。

コメント10件コメント/レビュー

どうも働いている女性は“専業主婦よりも勤労主婦の方が上位”という意識があるのではないでしょうか?『人手不足が甚だしく国家として専業主婦などはぜいたく』という状況であれば“女性の活用”も議論になると思うのですが、今のように『不景気で再就職もままならない』という状況下においては、男性もいかにクビにならないか努力しているわけですから、女性も“母集団が必要”とか“モデルケースがない”などと言ってる状況ではないと思います。(2013/08/26)

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どうも働いている女性は“専業主婦よりも勤労主婦の方が上位”という意識があるのではないでしょうか?『人手不足が甚だしく国家として専業主婦などはぜいたく』という状況であれば“女性の活用”も議論になると思うのですが、今のように『不景気で再就職もままならない』という状況下においては、男性もいかにクビにならないか努力しているわけですから、女性も“母集団が必要”とか“モデルケースがない”などと言ってる状況ではないと思います。(2013/08/26)

高校の進学期から理系コースで男ばかり、職場でも女性は殆どいません。女性が希望してくれない職場、職種もあるのかなと思います。女性比率が3割を超えるような職場(会社)自体が想像できません。理系に女性を!理数女子を増やそう!(笑)▼起業しやすくすると、女性が好む職種で企業家の女性が増えて、経営者になる女性が増えるのかなとも思います。(2013/08/22)

片山さんよりちょっと下の世代の女性です。いわゆる均等法第一世代です。フルタイムで働いていますが出世競争には乗れませんでしたので、このまま定年まで平社員でいくと思います◆内容は別段間違ったことは言ってないと思うのですが、読んで得るものがまったくありませんでした。役人の作文とはこんなものかとある意味感心したくらいです◆役所はロールモデルが決まっててそれに乗ればいいとのことですが、民間企業では決まったロールモデルに乗るだけの人材が出世できる時代は終わってます。まして国の方向性を決める議員がそんな発想でいいんでしょうかね?◆また、これも古い世代の男性がよく言うことですが、飲み会や喫煙室での会話が重要だということですが、もはや重要な案件もメールやテレビ会議で決まる時代です。お酒やタバコの力を借りないとコミュニケーションが取れないような人材の出る幕はないですよ◆それ以外はそれほど間違ってないとは思いますが、目新しいことが何もなく、力のない文章でした。これで国民の代表はちょっと厳しいですね。経歴はとても素晴らしいだけに、役人の限界をまざまざと見せつけられた感があります◆生活保護騒動でも感じましたが、とにかく議論に現実感がないんですよね。言うこと書くこと、すべてが作文の延長という印象が余計に強まりました。(2013/08/22)

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