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安売りチラシをブルブル握りしめた朝

第247回 マツダ・藤原常務インタビュー 東京編 その3

2014年7月14日(月)

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 みなさまごきげんよう。

 フェルディナント・ヤマグチでございます。

 先週チラッとお話した、フランクフルトで開催されたアイアンマンヨーロッパ選手権。取り敢えずは無事に完走して参りました。

フランクフルトへは便利な羽田発のルフトハンザで行きました。屋根にはwi-fi用のアンテナが見えますが「今日は使えません」とのこと。何じゃそりゃ。それにしてもここの機内食は本当に不味い。弁当を持って行ったほうが良いです。
今回はこれだけの人数で参加しました。やはりチームで動くと心強いし何よりも楽しい。大切な仲間たちです。

 「取り敢えず」、と言うのは自らに課していた目標タイム“12時間”を切ることが出来なかったからです。スイム3.8キロを1時間半、バイク180キロを6時間、そして仕上げのフルマラソンを4時間半で走りきれば、何とかギリで切ることが出来る設定で、それぞれ決してムリな数字ではありません。補水とエネルギー補給に気を付けながら、キチンと自分のペースを守れば実現できるタイムです。

 ですがダメでした。もう全然ダメ。スイムとバイクはほぼ想定通りのペースでしたが、最後のランがいけません。20キロを過ぎた辺りから足が前に出なくなり、最後の10キロは、何とキロ8分のペースまで落ちてしまい、結果は12時間21分16秒と無残なもの。20分以上のオーバーですから、惜しいとも残念とも言えません。

 悔しい……これが偽らざる所の今の心境です。

ラン2周目が終わり、3週目にはいるところ。ここからがガクッとペースが落ちてしまいました。
スイムスタート20分前。小さな湖で行われました。波がなく穏やかな水面は非常に泳ぎやすかった。

 スイム、バイク、ランの結果はご覧のとおり。

TimeOverall Rank
Swim1:17:261483
Bike6:01:281591
Run4:52:431542
Overall12:21:161652

 何と、ランに4時間52分もかかっている。自分のマラソン単体のベストより1時間以上も遅い、しょうもないタイムです。しかし他の選手との相対的なランキングで見てみると、ランの方がバイクよりも上位にいる。やはり最後のランは誰もがこれくらい落ちてしまうものなのでしょうか……。

ゴール直後。オランダ赴任中の茂木潤一さん(最近サボり気味のようですが、彼もトライアスリートです)がフローニンゲンから5時間もかけて応援に駆けつけてくれました。ありがたや。というワケで、醤油は世界のキッコーマン(笑)。

 アイアンマンヨーロッパ選手権は、非常に規模の大きな大会で、フランクフルトの街中を封鎖して行う市街地レースです。沿道にはたくさんの観客が詰めかけ、盛大に声援や拍手を送ってくれる。ゼッケンには名前が記されていますから、走っているとアチコチから「Ferdinand!」と声がかかる。これはとても力になりました。

後輪のスローパンクがバイクチェックインの当日に発覚。危ないところでした。会場にはたくさんのショップが出ているので、そこへ出かけるとラッキーなことに使用しているコンチネンタルが屋台を出している。いや助かりました。

 大会出場者数は3000人。実際にスタートした選手は約2400人。途中退場やタイムアウト等でゴールを切れなかった選手が300人もいたそうです。完走率が9割を切るのですから、これはかなり厳しい大会です。厳しいといえば、バイクのコースをオートバイで巡回しているレフリーがやたらと厳しかった。(他の選手を風除けにして真後ろを走る)ドラフティングにはブラックカードが、ブロックにはイエローカードがすぐ出される。カード3枚でDQ(Disqualifying)です。ゴミ捨てや立ちションは一発DQ。冗談抜きで、目の前の選手が飲み終わったエネルギージェルの袋をポイ捨てして捕まっていました。道には他の選手が捨てたたくさんのゴミが落ちているのですが……運が悪いとしか言いようが無い。「何でオレだけ……」というところでしょう。

クルマでバイクコースの下見に行きました。こんな石畳の場所もある。実際に走ると、バイクがバラバラに壊れるのではないかと思うほどの振動ですが、現地の選手はここをとんでもないスピードでかっ飛んで行く。よくクルマの宣伝で「ヨーロッパの石畳で鍛えられた」なんてコピーを目にしますが、こんな道で鍛えられりゃ、そりゃ強くなります。

 とまれ、多くの方々にサポートして頂き、走り終えることが出来ました。まだ国内で何本かのレースが残っています。それぞれにベストを尽くしたいと思います。

 そうそう。最後にお知らせ……というか宣伝をひとつ。
 この度、Amazon Kindleで『オトコの打率を一割上げる フェルギフト 老舗あり〼』なる著作を上梓いたしました。

 豆まきの縁起から蕎麦がおいしいシーズン、さらに老舗の逸品を贈り物にどう活かすか、そして個人タクシーの考察まで。まあ基本は某所に連載していた文章の煮直し……いえ加筆修正版なんですが、それだけではあんまりなので、ボーナストラックとしていくつかの書き下ろしも収録されております。私の知ったかぶりが炸裂する全65編。どうぞお楽しみください。さあさあ、こちらをポチっと。

 それではボチボチ本編へと参りましょう。

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「安売りチラシをブルブル握りしめた朝」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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