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早稲田の「びにいる本」ってどうなんだろう

シーズン5 早稲田放浪編・第2回

2014年9月11日(木)

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「人生の諸問題・放浪編」。小石川に続く早稲田の放浪では、「早稲田とは何か」を解き明かしていきたいと思っています。第1回で、岡さんは「早稲田は故郷である」みたいなことをおっしゃっていました……でしたっけ?

:忘れないでください。しかも「故郷」ではなくて、「ある種の理想郷」ですよ、僕が言ったのは。

で、小田嶋さんが、「早稲田はうざい、慶應はキモイ」と、おっしゃっていましたっけ?

小田嶋:正しくはそれ、津田大介くんの言葉だったんだけどさ。

岡さん・小田嶋さんの時代は、両校のカラーが、まだ大きく違っていましたよね。

小田嶋:今は早稲田も女子学生が増えて、そういうのって、もうなくなった部分があるけど、我々が大学を受ける時分には、仮に偏差値的に慶應にも入れるよ、ということがあっても、慶應なんて肩身が狭くて行けたものじゃない、という感じがまだまだあったわけよ。

:あったね。慶應の方に失礼じゃないだろうか、みたいな。

小田嶋:だから、俺はそもそも受けていませんしね。

:受けない。だいたい、イメージが湧かないんだよ。自分が慶應に行くなんて、日本女子大に行くのと同じぐらいに変なことに思えたから。

そうなんですね。今日びの受験生は、早慶の両方を屈託なく受けていますけど。

小田嶋:昔は学校の地域性というものが、今よりずっと強かった。やっぱり小石川というのは、あえて言うなら早稲田だな、と。

地縁で感じるシンパシー?

:あえてじゃなくて、どう考えても、だよ。だいたい僕たちがいる方角から言って、まるっきりの都の西北だもん。放っておいたら、そのまま早稲田で、まったく無理はないよね。

小田嶋:地勢的にも、文化的にも、そうなる。

:日比谷高校はどうだったんだろうな。

小田嶋:日比谷は端的に東大だったんだろうけど、あそこは三田にすごく近いからね、だから慶應の方が自然じゃないですか。

:確かに。これが例えば両国高校だったら、「慶應? 頭がおかしいでしょう」と、やっぱりそうなっちゃうわけですよ。

小田嶋:うちのおやじなんか、早稲田とは縁もゆかりもないけれど、東京の北半分側の人間として、早稲田に対してのシンパシーがあるわけ。だからラグビーだとか、野球だとかでは、絶対に早稲田を応援していた。

対して、東京の南半分は、圧倒的に慶應ですよね。

小田嶋:東横線沿線から、日吉、湘南と、神奈川県な感じでしょう。早稲田というのは変なもので、何ていうんだろう、東京の西北側、および何となく下町風土、および労働者階級という感じがあるのよ。

:早稲田はある意味、開かれているわけですよ。慶應だって、もちろん受験の時は開かれているんだけど、早稲田みたいに、スポーツ選手とか芸能人とかを軽々しく入れようとはしないじゃないですか。

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「早稲田の「びにいる本」ってどうなんだろう」の著者

岡 康道

岡 康道(おか・やすみち)

クリエイティブ・ディレクター

1956年生まれ。佐賀県嬉野市出身。80年早稲田大学法学部卒。同年、電通に営業として入社。85年にクリエーティブ局へ異動。99年7月クリエーティブエージェンシー「TUGBOAT」を設立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

小田嶋 隆

小田嶋 隆(おだじま・たかし)

コラムニスト

1956年生まれ。東京・赤羽出身。早稲田大学卒業後、食品メーカーに入社。1年ほどで退社後、紆余曲折を経てテクニカルライターとなり、現在はひきこもり系コラムニストとして活躍中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

清野 由美

清野 由美(きよの・ゆみ)

ジャーナリスト

1960年生まれ。82年東京女子大学卒業後、草思社編集部勤務、英国留学を経て、トレンド情報誌創刊に参加。「世界を股にかけた地を這う取材」の経験を積み、91年にフリーランスに転じる。2017年、慶應義塾大学SDM研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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