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レヴォーグの“レ”はレガシィの“レ”

第252回 スバル レヴォーグ(試乗編)

2014年9月8日(月)

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 みなさまごきげんよう
 フェルディナント・ヤマグチでございます。

 今回のハワイ旅行、たまには親孝行のマネゴトでもしてみようかと、実は母親も連れて行っていました。77歳の後期高齢者ではあるのですが、何しろ不肖フェルの母親です。ともかく果てしなく元気なのです。老いてなお矍鑠としているのは大いに結構なのですが、好き勝手に行動してしまうところが大問題でして、回りはハラハラのし通しです。

 日の出とともに勝手に散歩に行っちゃうし、帰ってこないと心配していたら現地の人と友達になってお茶をご馳走になったわとかシレッと言うし、「釣りを見てたらくれたのよ」、と20センチ程もある魚をもらって来るし……旅先で魚を一本丸ごともらって来てどうしろと言うのでしょう。いやはや、我儘な人の相手をするのは大変です。あれ?もしかして私ってこんな感じなのでしょうか、Yさん……。

 しかし母親と行って良かったと思うことも幾つかあります。パールハーバーのアリゾナ記念館を訪れたのもその一つ。「ハワイに来たら絶対に行かなきゃダメ」と聞かないのです。友達同士でハワイに行っても、ここへ行くことはまずないでしょう。

こちらが有名なアリゾナ記念館。沈没したアリゾナの上に直交する形で建てられています。とても美しい建築物ですが。1962年の建設当初には「潰れた牛乳パック」と酷評されていたのだとか。

 明るい陽光の下でも、ここだけはやはり重苦しい空気が漂っています。アリゾナの艦体からは今もなお油が漏れ出していて、海面を見ているとクラゲのような形をした油がフワフワと海中から浮いてくるのが確認できます。これは生々しい。

浮いてくる油がお分かり頂けるでしょうか。1日に約1リットルほど漏れてくるそうです。後ろの赤く錆びた金属製の輪は、第3砲塔を外した後の砲塔井。この上に載っていた大砲は無傷だったので、取り外して陸の砲塔として再利用されました。

 ビジターセンターや橋を渡ったフォード島の航空博物館には貴重な展示物がたくさんあるのですが、中にはおいおいと言いたくなる物も有ります。これもそのひとつ。航空博物館に展示されていた、東京を初めて空襲したドゥーリットル爆撃隊のB25の説明パネルです。

これがB-25ミッチェル爆撃機。これと同型機が16機、日本を襲います。

 真珠湾攻撃を受けた米国は、その報復として首都東京の爆撃を計画するのですが、何しろ日本の近くには(この段階では)基地がない。B29ほど航続距離の長い爆撃機もまだできていない。空母に大型の爆撃機を乗せて日本近海まで行き、そこから飛び立って東京を爆撃しようという、かなり無理のあるプランを立てます。空母から無事に飛び立つことが出来たとしても、とても着艦は出来ませんから、当時同盟関係にあった中国に協力を仰ぎます(先にソ連にも打診しましたが、こちらは断られています)。日本を跨いで中国に着陸する、というものです。

問題はこちらのパネル。「25万人近い中国人がこの爆撃に参加した特別攻撃隊の逃亡を助けた処罰で日本軍によって殺害されました」と。

 おいおいおいおい。メチャクチャ言わんでくれよ。ホノルルの領事館はこれ放置?

 他にもあります。「錠剤わかもと」の広告で、兵隊さんゴッコをする少年が描かれています。日本地図の上には「健康日本の護り」と書かれている。

「錠剤わかもと」。今で言う「強力わかもと」でしょうか。その広告ポスターです。
英語のキャプションはこんな風に書かれています。「This armed child represented Japan’s new militarism」。

 「この武装した少年は、日本の新軍国主義を表現したものである」というところでしょうか。
 うーむ。ゲリラ集団の少年兵じゃあるまいし、当時の子供は兵隊さんゴッコなど普通にやっていたでしょう……。

 とまあ、ツッコミどころも散見されますが、一度は訪れておくべき場所であることは間違い有りません。ハワイへ行く機会のある方は是非。

 さてさて。今回もヨタが長くなりましたが、ぼちぼち本編へと参りましょう。
 スバルの新型車、レヴォーグの試乗レポートです。

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「レヴォーグの“レ”はレガシィの“レ”」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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