みなさまごきげんよう。
フェルディナント・ヤマグチでございます。
さあ今回も明るく楽しくヨタから参りましょう。
一雨ごとに秋が深まります。めっきり涼しくなって来ました。
そろそろ熱燗が恋しくなる季節です。

連れの人間が「頭を打ってたりしたらヤバイから……」と声をかけたら、「大丈夫です。寝てるだけです」と言って、再びお休みになられました。寝ているだけなら良いんですが……いや良くないか。風邪引くぞ。早く帰って家で寝なはれ。
先週は月曜から金曜までエブリナイト飲み会がございまして、左足親指付け根に不穏な疼きが出たりしています。痛風の前兆でしょうか。頚椎由来の上腕神経痛に加え、痛風まで再発したのでは堪りません。さりとて大事な飲み会を欠席するわけにもいかない。行けば飲んじゃいますしね。

この飲み会はだいぶ前から計画していて、1回は私の勝手で日程を変更して貰っていたのです。結果としてデミオの日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)受賞が決まった直後となり、図らずも祝勝会となったのでした。


写真では分かりませんが、このリビングの上部はスコンと吹き抜けになっています。芝生が美しい広大な庭から、これまた広大な面積のガラス窓に差し込む陽光が実に気持ち良い。高島さんのお仕事ですから、インテリアが素晴らしいのは当然といえば当然なのですが、この建築もまたタダモノではない。聞けば隈研吾さんの設計なんですと。なるほど。うー、広角レンズが欲しい……。
話はとつぜん「スタバ財布」に変わります。実は先日、カードやら免許証やらが入ったサイフを失くしまして、窮状を訴えたところ、元スバルの広報で(今度はバルスではなくスバルです)、現在はスバルアカデミーに移籍された小宮もなみ嬢が「それならこれを」と作って下さった。

折り紙で作るスタバ財布。ポケットから出すと、必ず「え?なにそれ?」となります。
10枚程度のお札ならキッチリ収まりますし、カードホルダーもちゃんと付いている。現在使用3日目ですが、財布として全く問題なく機能しています。軽いし薄いし、いや、実に便利です。小宮さん、ありがとうございました!
さてさて、それでは本編へと参りましょう。
* * *
今週からお届けするのは、ニッサンGT-Rです。
ご存知の通り、R35 GT-Rは鬼才水野和敏氏が心血を注ぎ、ある意味「好き放題」に作り、また発売後6年もの長きに渡り思いのままに磨き上げてきたクルマです。
開発チームは一種不可侵のムードを漂わせ、日産社内には「独立愚連隊」と揶揄する人までいたほどです。
その水野御大が日産自動車を去り、GT-Rは他のエンジニアの手に委ねられました。
“ポスト水野”GT-Rはどのように生まれ変わったのか。
じっくりとリポートしていきましょう。
GT-Rなんて一生乗れない(涙 HP-10と落日を過ごそう。(2014/10/31)