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「お前ら10年早い!」BMWの爺様に吼えられた

第270回 マツダ「人馬一体塾」 その3

2015年1月26日(月)

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 みなさまごきげんよう。フェルディナント・ヤマグチでございます。

 ニュージーランドはオークランドにきております。
 こちらで開催されるIRONMAN 70.3 Aucklandに出場するためです。

都市と自然が見事に融合し、風光明媚という言葉がピッタリのオークランド。こちらに来るのは実に8年ぶりのこと。前回はヘリスキーの帰りにチラッと寄っただけでした。

 英連邦王国の一員で、我が国と同じ左側通行/右ハンドルのニュージーランド。お隣オーストラリアの場合は一応自動車メーカーが存在しますから、国内産業保護のために新車にも中古にもバカ高い輸入関税がかかるのですが、ニュージーランドには保護すべきメーカーが無い。だから日本仕様の中古をほぼスルーで輸入することが出来る。

 故にこちらには日本製中古車が溢れておりまして、ヘタをすると麻布や六本木よりも日本車比率が高い。燃費の良いプリウスなんかは大人気です。

ははは。日本仕様の中古プリウスをそのまま持ち込んだのでしょう。Uberで呼んだクルマのディスプレイは日本語設定のままでした。「絵を見りゃだいたい分かるよ」とのこと。そりゃそうだ。訛りの強い英語の運ちゃんはインド人・パキスタン人多し。

 インド人、パキスタン人だけでなく、街には多くの人種が歩いています。
 何とここオークランドでは200を超える国からの移民を受け入れているのです。住民の移民比率は実に40%。そしてアジア人比率のまた多いこと。その比率はまさかの23%!

 オークランドに限っての話ですが、市民のざっくり4人に1人がアジア人なのです。そしてここでもやはり中国人の伸びが凄い。それを脅威に感じる白人キィウィも少なくないそうです。

今回はこんなメンツで行きました。

 左から丸紅大出くん、私、東京レストランツファクトリー渡邉 仁氏、BALS髙島郁夫氏、レバレッジ本田直之氏、ブラマンテ田島弓子氏、ゼットン稲本健一氏。

 で、毎度おなじみの忘れ物。
 今までもフロントホイールやらヘルメットやらトライウェアやら色々なものを忘れてきましたが、今回はまた重要な部品を……。Di2のバッテリーです。

 昨今のロードバイクは(自転車のくせに)電動変速機が流行りでありまして、私のバイクにもそれを装着しています。当たり前ですが電動変速機は電源が無ければ変速が出来ません。自転車は非力な人間がエンジンですから、路面状況に併せてこまめに変速する必要が有るのです。特にこの大会のような坂道の多いコースでは尚更です。

 その肝心要のバッテリーを家に置いてきてしまった。これは致命的です。こんなものはなかなか海外で入手できません。

嗚呼しかし。捨てる神あれば拾う神あり。なんとイナケンこと稲本健一選手がスペアを持ってきていたのです。「まったくしょうがねぇなあフェル兄。ホレ」。「ははー。ありがとうございます」の図。
何とかスタートすることが出来ました。神様仏様イナケン様。

 いやあ助かりました。今度ばかりは本当にダメかと思いました。イナケンありがとう!

 無事に出場は出来たのですが、頸椎の故障でロクにトレーニングもしていないので結果は惨憺たるものでした。しかし今回の完走は次の大会への大きな自信になりました。身体と相談しながら、東京マラソンへ繋げていきたいと思います。

無事完走。6時間を切るのがやっとでしたが、今回のレースは非常に有意義でした。

 一方、今回のレースでは不幸な事故も起きてしまいました。何と本田直之選手がコース上のパイロンに激突し、転倒してしまったのです。骨折や脱臼などの大怪我には至りませんでしたが、アスファルトの上を転がったので裂傷が酷い。うわぁ、痛そう……。

それにしてもベテランらしからぬ事故を起こしたものです。骨が折れなかったのは不幸中の幸いというものでしょう。レースで転倒したのはこれが初めてのこと。

 どんなに気を付けていても事故は起きてしまうものです。
 クルマの運転も気をつけたいものです。

 レースの後は近郊のワイナリー巡りをしたのですが、それはまた別の機会に書きましょう。
 NZワイン界も中国パワーが“脅威”となっているようで……。

 さてさて、長いヨタを飛ばした所で本編へと参りましょう。
 マツダの骨太講座の続きです。

コメント34件コメント/レビュー

半年も前の記事にケチを付けるのもなんですが、閲覧できる多数のコメントの中で誰も指摘していなかったもので。

エアサスのF1、ありましたよ。

「ありました」なんてものじゃない、2年連続で16戦10勝を挙げて、コンストラクターズタイトルを二回連続で獲っています。1992-1993年のウィリアムズ・ルノーです。FW14BとFW15Cはハイドロニューマチックつまり油気圧式で、主バネは空気バネです。コイルスプリングもトーションバーもありません。

エアサスに油圧でアクティブ制御をかけて間接的に空力制御を行うことでニューウェイマシンのポテンシャルを引き出していました。ま、市販車とは何の関係もない話ですけれど…。(2018/07/02 17:23)

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「「お前ら10年早い!」BMWの爺様に吼えられた」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

半年も前の記事にケチを付けるのもなんですが、閲覧できる多数のコメントの中で誰も指摘していなかったもので。

エアサスのF1、ありましたよ。

「ありました」なんてものじゃない、2年連続で16戦10勝を挙げて、コンストラクターズタイトルを二回連続で獲っています。1992-1993年のウィリアムズ・ルノーです。FW14BとFW15Cはハイドロニューマチックつまり油気圧式で、主バネは空気バネです。コイルスプリングもトーションバーもありません。

エアサスに油圧でアクティブ制御をかけて間接的に空力制御を行うことでニューウェイマシンのポテンシャルを引き出していました。ま、市販車とは何の関係もない話ですけれど…。(2018/07/02 17:23)

プレマシ―はブッシュでその位相合わせをしていないのは、そうすることによる弊害があるのだと思って読み進みましたが、デミオではブッシュですか。ブッシュでやった方がステアリングシャフトにラバーより安いでしょうに。理由が知りたいものです。エレクトリックパワーステアリングならソフトでもその位相合わせは出来るのでしょうね。(2016/01/27 09:34)

個人的には、マツダ車では「ベリーサ」が大好きです。「人馬一体」も結構ですけど、ああいうヨーロピアンコンパクトな味付けの日本車がもっとあってもいいのに、と強く思います。開発中止の噂も聞きますが、なんとか継続してもらえないものでしょうか。(2015/01/27)

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