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「あいつオモロイやないか」で会社が変わった。

第271回 マツダ「人馬一体塾」 その4

2015年2月2日(月)

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 みなさまごきげんよう。

 フェルディナント・ヤマグチでございます。

 真夏のニュージーランドから帰国いたしまして、今度は雪深い長野県は斑尾高原に来ております。

こちらが斑尾高原スキー場。気温30度のニュージーランドからイキナリ氷点下の世界へ飛んで参りました。

 金曜日は何だかんだと本業の仕事が長引いてしまい、出発するのが遅くなってしまいました。メシも食わずに東京駅へ着いたのが21時20分。21時28分発の新幹線に何とか駆け込んで、ヤレヤレとカツサンドなんぞを頬張ります。

 しかしさすがに新幹線は速い。メールを何本かやっつけていれば、あっという間に長野駅です。駅前でタクシーを拾い、一路斑尾高原へと向かいます。雪道をズリズリ滑らせながらブッ飛ばす運転手さんのお陰で、何と12時前に宿に到着してしまいました。怖かったけど早かった。東京から2時間半で斑尾に着けば上出来でしょう。

今回はちょいとゼータクして、2:1配列のグランクラスで移動しました。非常に快適でしたが、乗客は我々以外誰一人乗っていなかった。大丈夫なんでしょうか……。
駅前で拾ったプリウスのタクシーは、ラリードライバーのような運転手さんで、巧みなハンドル捌きで凍結した道を駆け抜けて下さいました。ありがたや。

 今回行った斑尾高原スキー場は、2005年まで斑尾高原開発なる企業が所有・運営していたのですが、ご多分に漏れず経営破綻してしまいまして、不動産ファンドのダヴィンチにいったんは買収されることになります。ええ、芝の軍艦ビルを1430億円で買収した、あのダヴィンチですよ、母さん

 後に同社は勇猛果敢な投資が裏目に出て債務超過となり、上場廃止の憂き目に遭う訳ですが、そこに次なるオーナーとして登場したのがマックアース。次々とスキー場を買収し、今や日本最大30箇所のスキー場を運営し、「リゾート再生」を標榜する新進の企業であります。凄いですね。

基本的に既存の施設には手を入れず(つまりコースやリフト等の設備はそのままで)、従業員も継続して雇用しているようです。

 嘗ての王者プリンスは、あんなにたくさん有ったスキー場をシティグループに安値で買い叩かれたり、経営困難で無償譲渡を申し入れた地方自治体に「タダでも要りません」と断られてやむなく閉鎖したりして、今や9箇所しか運営していないのですから、文字通り隔世の感あり。盛者必衰とはこのことでしょう。

 マック社はゲレンデの整備も全て自前で行っているそうですが(昨今は外部の専門会社に委託するケースが多いのです)、残念ながらこちらの圧雪はお粗末と言わざるを得ない。

 往復させるピステンのピッチが大き過ぎて圧雪にムラがあるため、コースに長い段差の筋がついているのです。朝イチの空いている時間にカッ飛んで行くと、とても怖い思いをする。ここは要改善です。パトロールやスキー学校の教師諸公も、コースの状況は正確に会社側に伝えるべきでしょう。せっかくのバーンが台無しです。

一見するとキレイに整備されているように見えますが……

 とまれ、スキーはやはり楽しい。

 来週のヨタは白馬方面からお送りいたします。

ははは。これはナイスアイデア!何と男子トイレの“大”の部屋にこんなラッピングが施されていました。MAXコーヒーの宣伝なのですが、これはなかなかのインパクト。

 広告に敬意を表して、普段はあまり飲むことのない缶コーヒーを1本購入いたしました。

 ムチャ甘かったです。10日分の糖分をイッキに摂取したような印象です。

 さてさて、今回のヨタは短めに切り上げて、早速本編へと参りましょう。

 マツダの操安エンジニア虫谷泰典さんから教わる「骨太講座」第4弾です。

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「「あいつオモロイやないか」で会社が変わった。」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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