2012年5月21日(月)
この記事は、伊藤雅俊氏が語りおろした『ひらがなで考える商い(上・下)』(伊藤雅俊著・日経BP社刊)を、Web向けに再構成したものです。原文をお読みになりたい方は、書籍の形でご購入になれます。>こちらからどうぞ
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2006年11月6日 官僚化の兆しは「三人称」で分かる 官僚化の兆しは、三人称でものごとを説明するところに表れます。官僚的になった人は、非常にうまい言葉でいろいろなことを言いますが、一人称でなく、三人称で言うのが特徴です。
2006年10月2日 企業経営者より、「商品経営者」であれ 昔、「デニーズ」でスパゲッティを食べてみたことがあります。おいしくありませんでした。今は改善しましたが、どうやって利益を生み出すかという「企業経営」を先に考えると、こんなことが起こります。
2006年9月4日 売れ筋を見失ったら 現場から「帰納法で」出発する 演繹的な手法は「高齢社会を迎えてお年寄りが増えるのだから、各種の介護商品や地味な洋服が売れるはず」という考え方です。それに対して帰納法は…
2006年7月24日 「前年対比」で考える恐ろしさ 人間の習慣とは恐ろしいもので、データ収集能力は飛躍的に高まっているのに、使いこなすべき人間は前年対比の考え方がなかなか抜けません。それでは変化に対応できません。
2006年6月19日 商売は「難しいことば」で考えてはいけない 必要なのは高度な知識より、深い知恵 松下幸之助さんはこう言われました。「伊藤さん、町工場に東大出の人が来たら、それは人材でっか?」…
2006年5月22日 店に「言い訳」を陳列していないか? タコつぼに入ると、お客様は逃げていく こんなことがありました。デモグラフィック分析をすると、その店の商圏内にはほかよりもお年寄りのお客様が多いことがわかりました。そこでお年寄りを意識した品揃えをしたのです。ところが実際に売れたのは、小さな...
2006年5月15日 徹するとは、同じことを続けることではない 「休まない」「降りない」ことで次の手が見つかる 「君は重荷を降ろそう、降ろそうとしている。ここで降ろしたら、店も家族もみんなだめになってしまうではないか。そのまま背負っていくという考え方が一番大事なのだ」…
2006年5月1日 イトーヨーカ堂のDNAを育んだ「二枚儲け」 小売の王道を歩んだアイデアマン、吉川敏雄 イトーヨーカ堂の歴史は大正9年にまでさかのぼります。母の弟、吉川敏雄が開いた洋品店を兄が受け継ぎ、それが現在のイトーヨーカ堂につながっているからです。吉川は足袋の商いを嫌ったところにも表れているように...
2006年4月17日 「のれん分け」とチェーン店との違い 商いに手抜きをしない兄に学んだ商売の姿勢 のれん分けまでには相当期間働かなくてはならないので、一見不公平のような感じもしますが、のれん分けする側にすれば、しっかり教育し、店の理念を理解させるには、一定の時間がかかるということかもしれません。
2006年1月25日 お客様は来てくださらないもの 私にとって母は商いの師ですが、さまざまな場面で商売の仕方を説明してもらったかというと、そんなことはありません。うしろ姿で教えられたのです。私が子どものころ、父は商売に熱心ではなく、母がひとりで奮闘して...
2005年12月7日 小売業から始めれば、どんな商いでもうまくいく 私は商人には高い志が必要と考えます。 商人の志とは何か。売り上げを増やすことでしょうか。あるいは大儲けすることでしょうか。大商人として名を残すことでしょうか。
2005年11月2日 「運・鈍・根」は、まさに商人の本質 しかし、運は「つき」とは違う 「運・鈍・根」の「運」を、ゲームの「つき」のようにとらえるのは間違いです。「運」は環境に対する適応を指すものでしょう。恵まれた環境にあっても、それを生かすことができなければ、「運」を活用できません。
2005年10月5日 愚直な自由人と「五ヶ条の盟」 私は商売が好きで、商人以外の仕事に就きたいと考えたことのない人間ですが、商人は自由人であるという思いが、私をずっと支え続けてくれました。それには二つのことが背景にあります。ひとつは育った環境、もうひと...
2005年9月7日 ヨーカ堂のこころの原点 一番危機感を持ったのは、利益日本一の時 21世紀は広い意味でのサービス産業が伸びる時代ではないでしょうか。小売業もその中に含まれます。それはとりもなおさず、小売業の重要性がますます高まることです。小売業内部の競争は、一層厳しくなるでしょうが...
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